「日本の夏は普通だね」 モロッコ人観光客の“驚きの本音” 50度超の母国、意外な「日焼け対策」の共通点

暑さが続く日本列島、海外からの旅行客にとって、猛暑は驚きの一つだろう。そんな日本の夏を、北アフリカ・モロッコから訪れた男性はどう感じているのか。東京・渋谷で話を聞くと、意外な答えが返ってきた。

日本滞在2日目のモロッコ人観光客【写真:ENCOUNT編集部】
日本滞在2日目のモロッコ人観光客【写真:ENCOUNT編集部】

「50度に比べれば…」母国と比較

 暑さが続く日本列島、海外からの旅行客にとって、猛暑は驚きの一つだろう。そんな日本の夏を、北アフリカ・モロッコから訪れた男性はどう感じているのか。東京・渋谷で話を聞くと、意外な答えが返ってきた。

 日本滞在2日目だという男性は、大阪や広島などを15日間かけて巡る予定だ。取材時は突然の雨に降られ、急きょレインコートを購入したばかりだった。

 日本の夏について尋ねると、男性はあっさりとこう答えた。

「日本の夏は普通だね。全然大丈夫だよ」

 日本人にとっては厳しい暑さも、男性にとってはさほど気にならないようだ。その理由を聞くと、母国モロッコの気候について説明してくれた。

「私たちの国(モロッコ)の方が日本よりずっと暑いです。先週の気温は50度くらいありました。暑い時はあまり外に出ないようにして、家の中で過ごしています」

 モロッコはアフリカ北西部に位置し、地中海と大西洋に面する一方、内陸部の一部にはサハラ砂漠が広がる。地域によっては夏に非常に厳しい暑さとなり、50度近くまで気温が上がることもある。日本の夏について「暑くない」と感じる背景には、こうした母国との気候の違いがあるようだ。

意外な共通点

 さらに、日本の夏には欠かせない日焼け対策について聞くと、ここにも意外な共通点があった。日本では日差しを避けるため、アームカバーを着けたり、長袖を着たりする人も多い。男性によると、モロッコでも同じような対策をする人は珍しくないという。

「モロッコの人も太陽から腕を守るためにカバーしたりしますよ。普通のことです」。強い日差しから肌を守るという点では共通しているようだ。

 日本食についてもすでに楽しんでいる様子で、「魚料理、アイスクリーム、かき氷」が気に入ったと話した。なかでも印象に残ったのが、日本のクレープだという。

「モロッコにもクレープはあるけど、日本とは違いますね。日本はすごく種類が多い。イチゴ、チョコ、バナナ、アイスが入っていたり、素晴らしい」

 最後に日本の印象を聞くと、「以前から持っていたイメージ通りです。人々はとても規則正しい」と笑顔で話した。

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