沈黙を貫いた渋谷すばる 独立後初となる雑誌インタビューで語る「歌い続ける理由」

渋谷すばるが、20日発売の雑誌「SWITCH」に登場。11日にリリースする「NEED」のレコーディングを密着取材した様子や、独立からの2年間を語った“1万字インタビュー”が掲載される。渋谷が雑誌露出するのは、独立後初となる。

雑誌「SWITCH」に掲載される渋谷すばる【写真:(C)トヤマタクロウ】
雑誌「SWITCH」に掲載される渋谷すばる【写真:(C)トヤマタクロウ】

独立から2年間のすべて―雑誌「SWITCH」に掲載

 渋谷すばるが、20日発売の雑誌「SWITCH」に登場。11日にリリースする「NEED」のレコーディングを密着取材した様子や、独立からの2年間を語った“1万字インタビュー”が掲載される。渋谷が雑誌露出するのは、独立後初となる。

 ただひとりで歌うことを決めてから約2年間。長らくメディア取材には沈黙を貫いた渋谷であったが、独立後初となる雑誌取材に応じた。

 本誌は1月に幕張メッセにて行われた「二歳」のツアーを観て、渋谷の歌に魅了され取材を申し込むが、突如として世間を襲ったコロナウイルスにより取材は叶わず、渋谷のツアーも中止を余儀なくされた。その後も取材のオファーを続け、8月に始まったセカンドアルバム「NEED」のレコーディングからの密着取材が実現。9月の「氣志團万博」、10月の「OSAKA GENKi PARK」のリハーサルと本番、そしてミュージックビデオの撮影現場など、渋谷が自身の音楽と向き合う真摯な姿勢を記録しながら、独立してからの約2年という時間の中で彼が抱いてきた思いを紐解いていくインタビューを実施した。

――まず、最初にSWITCHが問いかけたのは、世界中を旅した理由。

「それまで日本のエンターテインメントの中ではいろんなことをやらせてもらってきて、今後はひとりで音楽をやっていこうと決めた。そこで自分が一体どこまで行けるんだろうか、ということを考えた時に、世界に向けてということも視野に入れていきたいという気持ちもあったんです。でもそれ以上に、バックパッカーみたいな旅はこれまでなかなかできなかったことでもあるので、そういう旅をしてみて自分が何を感じるのかということにも興味があった」

「あのタイミングで海外に行ったことで、原点に戻るじゃないですけど、ほんまにただの“人”として旅ができた。そのことがすごく大きかったかな」

――ただの“人”に戻れた。その感覚は大きな転機だったのかもしれない。

「自分が生きているということのすべてが表現やと思ったんです。だから自分自身の全部を引っ括めて伝えられたらいいなという思いはありました」

(※本誌ロングインタビューより渋谷の発言を抜粋)

 この特集の見どころは、渋谷が語る自身の生き方、そして歌い続ける理由。そしてもう1つの見どころは密着取材で撮り下ろした渋谷が歌う姿。ここでしか見られない写真を贅沢に掲載している。

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