スペイン出身、“黒猫ダンサー”、ポンコツリーダー…個性爆発の9人組アイドル・Dolly Kissの正体
アイドルグループ・Dolly Kissは今年3月7日にステージデビューを飾り、大きな対バンイベントにも出演するなど、徐々に勢いを増している。元アイドルの乃井りこプロデューサー(愛称りたんP)完全プロデュースのもと、約1900人の中から選ばれた9人の素顔に迫るべく、ENCOUNTは単独インタビューを実施。グループにとって初のメディアインタビュー前編は、メンバー紹介やデビュー約3か月の現在地について。

【前編】約1900人から選ばれた“精鋭”…実は6人がアイドル未経験
アイドルグループ・Dolly Kissは今年3月7日にステージデビューを飾り、大きな対バンイベントにも出演するなど、徐々に勢いを増している。元アイドルの乃井りこプロデューサー(愛称りたんP)完全プロデュースのもと、約1900人の中から選ばれた9人の素顔に迫るべく、ENCOUNTは単独インタビューを実施。グループにとって初のメディアインタビュー前編は、メンバー紹介やデビュー約3か月の現在地について。(取材・文=小田智史)
――まず最初に、自己紹介をお願いします。
望月おゆ(以下、望月)「青色担当の望月おゆです。Dolly Kissのために静岡から1人で上京してきました。最年少16歳です」
苺ゆり(以下、苺)「水色担当の苺ゆりです。イチゴが好きすぎて、イチゴが名字になりました。イチゴという名前ですけど、泣き虫なので、“泣き虫カラー”ということで水色になりました(笑)」
佐久間彩菜(以下、佐久間)「オレンジ色担当の佐久間彩菜です。“みんなの太陽”になりたくて、Xでダジャレポストを毎日しています(笑)」
成宮れの(以下、成宮)「黄色担当の最年少16歳、成宮れのです。最年少なんですけど、自称しっかり者なので、みんなから“人生5周目ベイビー”と呼ばれています(笑)」
百瀬かのん(以下、百瀬)「赤色担当の百瀬かのんです。大学生とアイドルの両立を頑張っていて、Dolly Kissが初めてのアイドルになります」
西野もえ(以下、西野)「ピンク担当の西野もえです。もえちゃんと呼んでください! 兵庫県出身で、3か月前に兵庫県からDolly Kissになるために上京してきました。ハムスターと住んでいます(笑)」
加藤美沙(以下、加藤)「ラベンダー担当、23歳最年長のリーダー、加藤美沙です。よく『ポンコツ』と言われていて、“ポンコツリーダー”で名を轟かせているので、“ポンコツリーダー”で覚えてただけたらうれしいです。ポンコツなんですけど、実はラテアートができたり、読書が趣味だったり、意外といろんなことができます(笑)」
雪見ましろ(以下、雪見)「白色担当の雪見ましろです。(髪色が)Dolly Kiss内唯一のハイトーンで、メンバーカラーもまっしろ、名前もましろなので、一発で覚えてもらいやすいと思います。肌が白くて引きこもりがちなんですけど、運動バリバリできる駅伝経験者です(笑)」
MIMA(以下、ミマ)「エメラルドグリーン担当、スペイン人のミマです。アイドルになりたくてスペインから来ました。身長172センチでとても高いです。よろしくお願いします!」

“りたんP”のもと、9人が一致団結
――ステージデビューして約3か月が経過しました。現在の手応えは。
西野「私はもともと関西で活動していたんですけど、東京でもアイドル活動に挑戦してみたいと思ってDolly Kissになりました。Dolly Kissになって初めてのことも経験して、もう一回初心に返って頑張ろうと思いながら、日々を過ごせています。私にとってすごく頑張りがいのある場所です」
苺「私はアイドルが初めてなんですけど、アイドルが好きで“オタク”をやっていて、アイドルに憧れてDolly Kissのオーディションを受けました。実際に自分がアイドルになってみて、これまで見てきたキラキラしていた部分だけではなくて、180度生活が変わって、そのギャップや大変なことに直面して挫けそうになることもありました。でも、応援してくださるファンの皆さんの言葉や、メンバー、プロデューサーの(乃井)りこさんに支えていただいて、アイドルになれてすごく幸せだなと実感しています。まだ未熟なんですけど、上を目指して頑張っていきたいです!」
成宮「私も元アイドルオタクで、もともとプロデューサーのりこさんのファンでした。Dolly Kissのオーディションのこともりこさんを追っていたからこそ見つけられたので、今、その大好きな人のもとで一緒にお仕事をできていることがうれしいし、本当に幸せです。もちろん大変なこともありますけど、応援してくださるファンの方や大好きなりこさんがいらっしゃるから頑張れるので、毎日やりがいがあって楽しいです」
――“りたんP愛”がすごいですね。
成宮「私がりこさん愛ナンバーワンです!」
加藤「いやいや、負けないから! 私、りこさんと結構電話しているから!」
成宮「私は2人で一緒にご飯行ってるから!」
加藤「うぅ……。悔しい!」
苺「(望月を指差して)いや、おゆが一番ご飯一緒に行ってるから(笑)」
成宮「りこさんはそれくらい素敵なプロデューサーです!」
加藤「デビューして3か月の現在地としては、“よーい、ドン!”でスタートしてから3メートルくらいだと思います。個人的に少し成長できたなというところがあって、実は23年間ずっと裏声で生きてきたんです。アイドルになる前とか候補生期間中は、みんなが地声でしゃべっている・歌っているのを知らなくて、私だけ(高い声で)『おはようー!』みたいな感じでずっと生きてきました(笑)。普通のアイドルは地声で歌うのが当たり前で、地声じゃないと声が通らないし、煽りもできないので、この3か月間は悩む時期もありました。地声でしゃべるのを意識したり、お母さんに怒られながらお風呂で煽りの練習をして、少しずつ成長できているのかなって。理想とはまだ程遠いですけど、ファンの方には私たちの変化にも注目していただけたらうれしいです」

ムードメーカーは“みんなの太陽”佐久間彩菜
――この3か月でメンバーの“新しい顔が見れた”瞬間などはありますか。
加藤「それは全員あったかもです」
(一同うなずく)
加藤「人間としても成長したと思いますし、半数以上がアイドル未経験なので、最初は本当にへなちょこでした(苦笑)。昔のダンス動画をみんなで見返すと、『なんて踊り方をしているんだ』となります。確実に3か月前の自分たちよりは成長してると思います」
雪見「候補生の時に話したことがあるメンバーは彩菜ともえちゃんだけでした。デビューして同じグループのメンバーになって、本当の性格・雰囲気を知れている気がします。Dolly Kissはみんないい子たちすぎて、メンバーのことを好きだからこそ傷つけないようにとか、言いたいことを言えない子が多かったんです。でも、今は家族みたいになって、『ここ少し違ったよね』とか言い合えるようになったのは成長だと思いますし、いい関係だと感じます」
ミマ「デビュー前は、メンバーと話していいのかなと変にかしこまってしまっていました。今はレッスンでもお互いへのアドバイスもできるようになったり、アイドルとしても人間としても一緒に成長していると思います。その成長をファンの方にぜひ見守っていただきたいです」
――グループのムードメーカーは誰ですか。
加藤「彩菜だと思います」
百瀬「彩菜は最初、静かなイメージでした。ふわふわしていて、すごく照れ屋なんです。そこから心をどんどん開くたびに面白いことを言ってくれたり、みんなの前で話してくれることが多くなって、まさに“みんなの太陽”です」
佐久間「最初は“傷つけちゃうかも”という思いがあって、ほめること以外できませんでした。でも、この3か月間でアドバイスもみんなのためになると気づくことができました。よりお互いのことを知れて、いい雰囲気で頑張れています」
――メンバーから見て、歌唱がすごいと思うメンバーは。
雪見「彩菜とミマがトップレベルです。声量、声の響き方、マイクからの聞こえる音が群を抜いていて、つい2人の歌に聞き入っちゃいます(笑)。普段の声とまた違う歌声になっている気がするので、かっこいいなと思います」
佐久間「ミマは“パーン”と響くイメージです。私は透明感をほめていただけることが多くて、種類がまた違うので、お互いに切磋琢磨しながら歌を引っ張っていけたらいいなと思っています」
ミマ「彩菜は透明感のある声で、音程も合っていて、いつもすごいなと思っています。アニメのキャラクターみたい。すごく上手なのでぜひ聞いてほしいです!」
“黒猫ダンサー”望月おゆはダンス歴10年
――では、グループの“ダンスリーダー”を教えてください。
(苺が望月の手を挙げさせる)
望月「うれしいです(笑)」
苺「ダンス、何年やっているんだっけ?」
望月「小学1年生から10年間習っていて、ヒップホップ、バレエ、ジャズ、テーマパーク……、いろんなジャンルをやってきました。Dolly Kissの曲は王道のかわいい曲が多いんですけど、かっこいい踊りがあった時に差をつけることが得意です」
苺「おゆには“黒猫ダンサー”というキャッチコピーがあって、まさにダンサーなんです。もう圧倒的。オーディションの時に同じグループだったんですけど、身体の使い方がダンスを習っている人のそれで、すごく目を引くんです。ダンスの経験を生かしつつ、かっこいい曲はバキバキ、王道のかわいい曲でもかっこいい要素を入れたかわいいに自分で変えている感じがして、すごく参考にしています」
佐久間「おゆ本人はダンスがアイドルっぽくないとたまに落ち込んでいるんですけど、ダンスを長くやってきた分、基礎が分かってるので、私たちがどうしたらいいか分からない時に具体的に動きのアドバイスをくれるので、本当に助かっています。パフォーマンス面のリーダー的存在です」
望月「うれしい!(笑) その分、歌が課題なので……」
佐久間「そこも可愛いポイントです」
――Dolly Kissは「お人形のようにかわいい」がコンセプトです。“かわいい”が得意なメンバーは。
加藤「もえとかのんがまさにお人形さんです」
西野「やったー!」
佐久間「もえちゃんはおっとりさんです」
加藤「“もえちゃんワールド”があって、パフォーマンス中にもえちゃんの周りにハートとかキラキラが見える(笑)」
百瀬「もえちゃんは見せ方が本当にプロで、リスペクトしています」
加藤「もえちゃんと振りが近くなることが多いんですけど、メンバーであり尊敬できる存在だから、もえちゃんの振りを完コピして、角度まで一生懸命もえちゃんにそろえています。もえちゃんにも『確かに似ているね』と認めてもらえて、最近ルンルンです(笑)」
西野「アイドルとしてこうありたい、というイメージが自分の中であります。いろんなアイドルさんのすごいところを取り入れつつも、アイドルはたくさんいるので、西野もえらしさを出せるように意識しています。でも、最近は少し彷徨っています……。Dolly Kissに来て、メンバーも多いし、自分がどういうキャラクターでやったらいいのか、意外と悩みます」
苺「でも、このおっとりでたまに関西弁で鋭いツッコミとか来るのがすごくおもしろくて、ギャップ萌えします(笑)」
佐久間「もえちゃんはおっとりしているように見えるんですけど、内で考えていることがたくさんあって、熱い子です。パフォーマンスで引っ張ってくれるもえちゃんが自分の中でいろいろ考えている姿を見て、私たちも『このままじゃダメだな』と思うので、気持ちの面でも引っ張ってくれています」
西野「私は前にアイドルをやっていた時、かのんちゃんぽいビジュアル、アイドルらしさを意識していました。かのんちゃんはアイドルっぽい見た目だけどイケメンな部分があって、最近おゆちゃんが落ち込んでしまっていた時に、『おゆ、(私たちに)なんでも話しな!』みたいな感じで励ましていて、さりげなく言うことがすごくイケメン。そこが意外な一面でかわいいです」
<後編に続く>
□Dolly Kiss(ドーリーキス)2017年3月結成。「お人形のように可愛い」をコンセプトに活動するアイドルグループ。22年12月30日の現体制終了をもって事実上の活動休止となっていたが、26年3月に乃井りこプロデュースのもと、新生Dolly Kissとして再始動。現メンバーは佐久間彩菜・雪見ましろ・百瀬かのん・MIMA・西野もえ・成宮れの・加藤美沙・苺ゆり・望月おゆの9人。
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