日産の名車ローレルの女性オーナーが、年明けの自動車業界のビッグイベントで魅力を存分に発揮している。レースクイーン界でも活躍した矢沢麻以さんが、千葉・幕張メッセで10日から開幕した『TOKYO AUTO SALON 2025』（東京オートサロン）に参加。クールにカスタムされた日産スカイラインGT-Rが映える“抜群ポージング”で、爽やかオーラを振りまいている。

　矢沢さんは、1998年式のローレルC35 メダリスト（純正グリーンカラー）の持ち主。ネオクラシックカーに関心を抱き、「今だからこそ乗りたい」と2年前のゴールデンウイーク（GW）に思い切ってローレルを購入した。

　多彩な経歴を持つ。過去には野球場のビール売り子のバイトを経験し、プロ野球・埼玉西武ライオンズのチアのメンバー、レースクイーンとしての活動歴もある。現在はカーイベントのキャンギャルやリポーター、モデル業も幅広くこなしており、直近では大みそかに放送されたテレビ埼玉『大晦日職人歌合戦』にも出演。多くのファンから支持を集めている。

　オートサロンは昨年に引き続き、カーチューニングなどを手がける『TOP SECRET』のモデルとしてブースに登場。華やかなゴールドカラーのスリットドレス姿で、写真撮影に積極的に応えていた。最終日の12日まで笑顔を届ける。

　同社は世界的な知名度を誇っているだけに、多くの海外ユーザーがブースを来訪。矢沢さんは「海外の方がすごく多くてびっくりしました。タイの方をたくさん見受けたので、自分自身も今後のために英語やタイ語を勉強したいと思いました」と充実の表情を浮かべた。

　製造から27年を迎えるローレルの走りはばっちり健在。なんと、今年大きな変化が加わるといい、「ホイールを新しくします！　もう手元には届いていて、ブロンズ色です。車体の深緑色とブロンズの組み合わせをずっとやりたかったので、楽しみです」。愛車の進化について、本当にうれしそうに聞かせてくれた。

　改めて旧車に乗ることに思いを深めているといい、「日産車が大好きで、もうこのクルマは二度と出てこないクルマです。できるだけきれいに維持して大事に大事に、1年でも長く乗っていきたいです」と実感を込める。

　大仕事をこなし、2025年の意気込みも十分。「30歳になり、今までやってきたことがつながって、次々と形になってきています。オートサロンの場で、TOP SECRETさんのブースに立つことができて、こんなに大きな仕事をやらせてもらっているので、これからも名に恥じないように頑張っていきたいです！」。最高の笑顔で語った。