爆笑問題・太田光、『孤独のグルメ』特別編第1話で主人公に 松重豊との共演で「親友になりました」
お笑いコンビ・爆笑問題の太田光と、俳優のマキタスポーツが、10月4日にスタートするテレビ東京系連続ドラマ『それぞれの孤独のグルメ』(金曜深夜0時12分)に出演することが24日、発表された。
第2話にマキタスポーツが出演
お笑いコンビ・爆笑問題の太田光と、俳優のマキタスポーツが、10月4日にスタートするテレビ東京系連続ドラマ『それぞれの孤独のグルメ』(金曜深夜0時12分)に出演することが24日、発表された。
テレ東の深夜ドラマとしてシーズン10作にわたって放送されてきた松重豊主演の『孤独のグルメ』。輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いた人気グルメドキュメンタリードラマだ。放送開始から12年目を迎え、11作目となる今回は井之頭五郎としてドラマ『孤独のグルメ』と向き合ってきた主役の松重自身が構想、企画発案した特別編、その名も『それぞれの孤独のグルメ』だ。
誰にも邪魔されず、気を使わずにものを食べるという幸福な孤高の行為は、誰しもに平等に与えられる至福の時間。そんな時間を性別、年齢、職業、それぞれの環境でそれぞれが、自由に“孤独のグルメ”を楽しむ多彩なゲストを迎え、それぞれの物語として描く、オムニバスグルメドラマとなる。
このたび、第1話と第2話の主人公となるキャストが解禁となった。第1話には井之頭五郎がふらっと訪れることになる町の中華料理店で鍋をふるう大将役として太田が出演。そして第2話の主人公、タクシー運転手・毛利真一郎を演じるのはマキタスポーツ。仕事終わり、夜勤明けでクタクタになった毛利が向かうのは好みのおかずを自由にチョイスできるセルフサービスの定食屋。まさに自由気ままに“孤独のグルメ”を楽しむスタイルの食堂でマキタスポーツ演じる毛利はどんなグルメを堪能するのか。
そして、なぜか井之頭五郎も同じ店を訪れ、いつも通り自由に腹を満たしていく。多彩なゲスト出演者たちの演じるそれぞれの主人公、そして“十人十食”のそれぞれの食との向き合い、さらに番組史上初の“心の声”の共演にも注目だ。
太田、マキタスポーツのコメントは以下の通り。
○太田光
――『それぞれの孤独のグルメ』へのご出演が決まった時のお気持ち、台本を読んだ感想などをお聞かせください。
「以前からファンで、週末にはCSで再放送をずっと見ている番組なので、とても光栄で嬉しかったです」
――井之頭五郎(松重豊)との共演はいかがでしたか。
「松重さんとはこの撮影で親友になりました。お互い『背中の演技』で行きましょうと語り合い意気投合し、空き時間には、これからも2人で大きな仕事をしようと約束し、とても幸福な時間を過ごしました。感謝です」
――楽しみにしている視聴者へのメッセージを。
「松重さんは、御自身を含めた番組スタッフを『チーム孤独』と呼んでいましたが、撮影現場は全く孤独を感じさせない熱気あふれるチームワーク抜群な場所でした。今回参加させていただいて、この熱気こそが番組ヒットの秘密なのだと実感しました。どうぞ楽しんで観ていただけると嬉しいです」
○マキタスポーツ
――『それぞれの孤独のグルメ』へのご出演が決まった時のお気持ち、台本を読んだ感想などをお聞かせください。
「『孤独のグルメ』という人気作品に出られることは非常に光栄だと思いました。また、今回は1話ごとに主役が変わっていくということなので、非常に楽しみな反面、責任は重大、と思いました。聞くところによるとこれまでのシリーズを支えてきたスタッフも、松重さん以外の方がメインとなって食事シーンを撮るのは初めてと聞いて、変な緊張がありました」
――井之頭五郎(松重豊)との共演はいかがでしたか。
「松重さんが演じる井之頭五郎という存在は、原作を超えたところにいるような気がしていて、松重さんの気品とかが乗った非常に素晴らしいキャラクターなので、そういう存在感にあまり当たり負けしないように、自分は自分として、思いっきり目の前にある食にを楽しむというかっていうことを考えていました。井之頭五郎が、気品ならば俺は野生みで勝負しようと、対峙していたのを思い出します」
――楽しみにしている視聴者へのメッセージを。
「新しくて面白い試みだと思います。どうしても松重さんが演じる井之頭五郎を見たいという方は、ちょっと最初は戸惑うかもしれません。けれども、それぞれの食に向かい合う人間味がそこには溢れていると思いますので、ぜひ最後まで楽しみにしてください」