全員が青木真也を「嫌い」 因縁格闘家が“激辛”エール、腕折られた廣田瑞人「人としてどうしようもない」
総合格闘家の青木真也は、アジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」の日本大会「ONE 165」(1月28日、東京・有明アリーナ/ABEMA PPV ONLINE LIVEで国内独占生中継)でセージ・ノースカット(米国)と対戦する。ABEMA格闘チャンネル公式YouTubeでは、青木を嫌う3人を直撃。“破拳王子”こと廣田瑞人、コスプレファイター長島☆自演乙☆雄一郎、“野生のカリスマ”こと桜井“マッハ”速人の3人から、対戦した当時の感情や、青木を嫌いな理由などが明らかになった。
桜井“マッハ”速人「もう(青木選手は)おじいちゃんでしょ」
総合格闘家の青木真也は、アジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」の日本大会「ONE 165」(1月28日、東京・有明アリーナ/ABEMA PPV ONLINE LIVEで国内独占生中継)でセージ・ノースカット(米国)と対戦する。ABEMA格闘チャンネル公式YouTubeでは、青木を嫌う3人を直撃。“破拳王子”こと廣田瑞人、コスプレファイター長島☆自演乙☆雄一郎、“野生のカリスマ”こと桜井“マッハ”速人の3人から、対戦した当時の感情や、青木を嫌いな理由などが明らかになった。
青木と賛否を生む試合を繰り広げ、2009年には「Dynamite!!~勇気のチカラ2009~」にて腕を折られ、一本負けを喫した廣田。青木のことを「俺の中では2009年で止まってるんで、申し訳ないけど嫌いなまま。やっぱり一周まわって嫌いなところに来てますね」と話します。青木とは再戦の話があったことを明かし、「アイツにとってメリットは何もないからしょうがない」としつつも、「アイツが受けなかったのがやっぱ男らしくないなと。人としてできてない、どうしようもないヤツだな」と当時を振り返った。
またノースカットの印象を「マッチョで身体能力が高くて、主催者側から推されてる選手」とし、青木選手の勝つ道は「一本しかない」とコメント。「極めにいって極めきれなかったとき、アイツ諦めるじゃないですか。極めきれなかったときに諦めてやられるんじゃないですか。最後だったらKO負けしてほしいですね。勝ったらまたやるとか言い出しそう」と分析した。
次に、「Dynamite!!~勇気のチカラ2010~」にて青木をとび膝蹴り失神KOし、下剋上を果たした長島☆自演乙☆雄一郎が登場。当時の試合について、「当時、K-1で優勝して日本トーナメントで優勝して、ひとつ人生が変わったんですよ。それからの青木真也の一戦やったんで、“超えるものあったわ”みたいな」と振り返ると、「わかりやすい意味でヒールになってくれたんで、それを倒した僕は世間から“やったな”って言われましたよ。一回、青木真也と椅子に座ってあの時の試合について話してみたい、なにを思ってたん?って」と、かつての試合への答え合わせを求めた。
青木のことを「ほんま強いなと思うんですけど、好きか嫌いかでいうとやっぱり嫌いですよ。誰が腕折って薬指立てるやつ好きやねんっていう。武道をちゃんと習おうとしてる人間からしたら、間違いなくその武道精神に反してないですか」とまっとうに異を唱えると、今回の試合については「勝つんやったら嫌われて勝って、負けるんやったら世間が両手あげるような負け方をしてほしい。今までの青木真也を貫くじゃないですけど」とし、「“青木ざまあ”って言いたい人間がいる、きっと僕はそっち側です」と青木選手への想いを語った。
最後に話を聞いたのは、長年小競り合いを繰り返し、青木と因縁深い桜井“マッハ”速人。青木の試合について、「(青木選手が)試合をすること自体に特に意識はそんなにしてないんで、“そうなんですか”って感じです」と無関心な様子だった。
青木のことを「同じ時代を生きた仲間意識はない、はっきり言って興味ない」と一蹴すると、「強くたってチケット売れないじゃん、それはやっぱり人間性だよ。“ただ僕は強いです”ってそんなやつ価値ないでしょ。もう(青木選手は)おじいちゃんでしょ。おじさんじゃなくて、おじいちゃん狩りされてるんですよ。俺とよく戦ってた頃が最強じゃない? 俺は付き合ってやってたけど」と、皮肉めいた発言で煽った。
また、青木の今回の試合イメージについては「相当分が悪い」と言い、「彼はテイクダウンがすごく強いけど、それだけ。寝技ももちろん強いですけど、攻略されちゃうともうダメだと思います。彼は、特に撃たれ弱いんで、パワーのある選手に打たれちゃうと効いちゃうんで、テイクダウンできなかったら終わりですね」と鋭く考察した。
長島は「いつも通りやりや」、廣田は「諦めるなよ」、桜井は「頑張ってねって握手(する)」と、「青木真也が嫌い」と言いながらも愛のある言葉でエールを送った。