“車女子の祭典”は大盛況 主催者の愛車は“伝説のスープラ” 「こういう女子会が続けば」

7回目を迎えた“車女子の祭典”「ガールズカーコレクション」(GCC)が23日、東京・秋葉原のUDX地下2階駐車場で行われた。女性オーナーばかりの約30台が集まり、レッドカーペットの上で愛車とポーズを決めた。

「ガールズカーコレクション」を主催したNAOさんと愛車スープラ【写真:ENCOUNT編集部】
「ガールズカーコレクション」を主催したNAOさんと愛車スープラ【写真:ENCOUNT編集部】

“男子禁制”のイベント 注目を集めるワケ

 7回目を迎えた“車女子の祭典”「ガールズカーコレクション」(GCC)が23日、東京・秋葉原のUDX地下2階駐車場で行われた。女性オーナーばかりの約30台が集まり、レッドカーペットの上で愛車とポーズを決めた。

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 イベントの主催者NAOさんは午前5時半に会場入り。ランウェイ開始前には参加者を集め、ピンクパープルの愛車1995年式トヨタスープラJZA80に乗って、流れを説明した。コーンロウの髪型に、黒ドレス、ロングブーツのゴージャスな姿。さらに、今年のドレスコード「もふもふ」のアイテムとして、紫のミニバッグを携えた。

 主催者であるため、エントリーはしていないが、存在感は抜群。18歳で免許を取ってから通算4台目となるスープラは、乗車18年を超える。スープラの全国ミーティングでは80スープラ部門で1位を獲得したことも。日常では何げない移動中に撮影者が待ち構えることもあるなど、ファンから追われる伝説の1台だ。

 男性中心の対象だった車イベントに、女性の華やかさを取り入れ、“男子禁制”のイベントとして継続させてきた。表彰式が終わると、参加者から「NAOさん、一緒に写真を撮ってください」と写真撮影を求める声が次々とかかった。

 イベントとして定着させるために、水面下での努力は惜しまない。会場マナーの遵守には人一倍気を遣い、イベント終了後には自ら駐車場のごみ拾いを行う。協賛企業は増え、年々注目度を高めている。

GCCグランプリの麗ちゃん(右)を祝福したNAOさん【写真:ENCOUNT編集部】
GCCグランプリの麗ちゃん(右)を祝福したNAOさん【写真:ENCOUNT編集部】

「スポーツカー寄り」に変化 多彩なジャンル評価

 常連あり、初参加ありと、エントリーするドライバーの顔ぶれは同じことがないのも魅力だ。

 NAOさんは「私がスポーツカーなので、今まではどうしてもスポーツカー寄りだったんですけど、今年はすごくかわいいカスタムだっだり、スポーツカー、ワンボックスだったり、レーシングカー、ラリーの車がいたりとか、今までにないジャンルの車が多かった。こういう女子会が続けばいいなと思っています」と、広がる“車女子”の輪に目を細めていた。

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