「全裸監督2」伝説の女優を演じた佐藤あいりが激白「オーディションでは泣き通した」
2018年ミスマガジン審査員特別賞を受賞後、有名アーティストのミュージックビデオ(MV)やドラマに出演中のネクストブレーク女優・佐藤あいり(24)。Netflixオリジナルドラマシリーズ「全裸監督2」(配信中)では伝説のAV女優・桜樹ルイ役をモデルにした咲良夢梨亜役でレギュラー出演した。本格的な演技は初めてで、裸のシーンにも挑戦。しかし、オーディションでは最初から最後まで泣き通しだったという。そのワケは?
村西とおる監督の会社「ダイヤモンド映像」看板女優をモデルにした咲良役
2018年ミスマガジン審査員特別賞を受賞後、有名アーティストのミュージックビデオ(MV)やドラマに出演中のネクストブレーク女優・佐藤あいり(24)。Netflixオリジナルドラマシリーズ「全裸監督2」(配信中)では伝説のAV女優・桜樹ルイ役をモデルにした咲良夢梨亜役でレギュラー出演した。本格的な演技は初めてで、裸のシーンにも挑戦。しかし、オーディションでは最初から最後まで泣き通しだったという。そのワケは?(取材・文=平辻哲也)
「全裸監督」は80~90年代を駆け抜けた伝説のAV監督、村西とおるの半生をドラマチックに描く大人のための娯楽作。シーズン2では、後に村西の妻となるAV女優・乃木真梨子(恒松祐里)が新ヒロインを務める。佐藤はこの乃木役のオーディションに参加し、紆余曲折を経て、村西の会社「ダイヤモンド映像」の看板女優の1人、桜樹ルイをモデルにした咲良を演じることになった。
最初に受けた面談は乃木役のオーディションだった。「そこで言うセリフが過激だったんです。私、そのセリフを3回くらいしか読んでいなかったんですが、内容が濃すぎて、覚えてしまった。でも、最初から最後まで泣いて終わってしまったんです……」
佐藤は宮崎県出身の24歳。福岡県のモデル事務所に所属し、九州朝日放送の人気情報バラエティー番組「ドォーモ」などに出演する中、「ミスマガジン2018」に応募。審査員特別賞の受賞をきっかけに女優を目指し、上京。事務所「ハイキック」に所属し、舞台、MV、ドラマ、CMに出演。最初はオーディション自体にも葛藤があったという。AV女優役、すなわち、裸にもなるからだ。
「私はミスマガ出身でグラビアを経験者。一番されたくない見方をされちゃっているのかなと思いましたし、親の顔もあるし、1人の女性としては避けたい道でした。『全裸監督』もそんなすごい作品とは把握していなかったんです。ただ、売れている女優さんの中には挑戦されている方もいらっしゃるので……」
オーディションで泣き通しだったワケは何だったのか。
「ドアを開けた瞬間、スタッフのオーラと圧にちょっと押されて、ウワーってなっちゃって、過呼吸になってしまったんです。その大事なプレーのシーンもすっ飛ばしてしまったんです。でも、後藤(孝太郎)監督が『もう1回、面接したい』と言ってくれたんです」