世界平和を願い、目標はワールドツアー アイドル「わーすた」が語った“壮大な夢”

デジタルネーティブ世代アイドル「わーすた」が、3日にニューシングル「春花火」をリリース。単独インタビューの後編は、今作の注目ポイント、27日に開催される6周年記念ライブ、わーすたが目指す未来について語ってもらった。

デジタルネーティブ世代アイドル「わーすた」(左から)松田美里、三品瑠香、廣川奈々聖、小玉梨々華、坂元葉月【写真:塩見徹】
デジタルネーティブ世代アイドル「わーすた」(左から)松田美里、三品瑠香、廣川奈々聖、小玉梨々華、坂元葉月【写真:塩見徹】

わーすた、ニューシングル「春花火」発売記念インタビュー<後編>

 デジタルネーティブ世代アイドル「わーすた」が、3日にニューシングル「春花火」をリリース。単独インタビューの後編は、今作の注目ポイント、27日に開催される6周年記念ライブ、わーすたが目指す未来について語ってもらった。(取材・構成=イシイヒデキ)

――ニューシングル「春花火」は、どんな曲なのでしょうか。リーダーの廣川奈々聖さん、教えてください。

廣川「アニメ『鬼滅の刃』のオープニングテーマ『紅蓮華』(LiSA)を作曲したシンガー・ソングライターの草野華余子さんが曲を提供してくださり、ヒグチアイさんに素敵な歌詞を乗せていただきました」

――わーすた初の桜ソングとなります。

廣川「今まで無かった春らしい曲、しかも今作は壮大なバラードになっていて、そういった楽曲も私たちとしては、表で歌ったことはありませんでした。わーすたのことを少しだけ知っている方ですと、犬や猫がテーマのユニークな曲が先行すると思うのですが、意外と真面目な曲も歌うんだよ!(笑)と前面に出したバラードになっています」

――廣川さんと歌唱メンバーを務める三品瑠香さんは、今作の歌詞にどんなことを感じましたか。

三品「春は新しいスタートを切る季節。不安な気持ちもある中で、寄り添ってくれるような歌詞、力強さもある曲だと思います。自分を信じてあげたり、別れがあったとしても、待っていてほしい、忘れないでいたい、そんな気持ちを大切にできる曲です」

――パフォーマンスメンバーの小玉梨々華さん、松田美里さん、坂元葉月さんからは、ダンスのポイントやミュージックビデオ(MV)についてお聞かせください。

小玉「繊細なダンス+ダイナミックに踊るシーンもあり、ダンスでいろんな表現をしています。私はそこが印象的だったので、注目していただけたらうれしいです」

松田「私は普段、ぶりっ子をしちゃったり、アイドルっぽい踊り、表情をポップにすることが多いのですが、『春花火』は、ジャズの基本というか、指先まで美しく、形をキレイに見せるのがむずかしい振り付けなので、表情など細かい部分まで注意しました。桜が舞っているような幻想的な振り付けになっているので、全体的な雰囲気を大事にしてパフォーマンスしています」

坂元「MVのダンスシーンは、さまざまな角度から撮影をして、特に2番のサビで、奈々聖がセンターで歌い、4人のメンバーが囲んで踊る場面は、上から撮影した映像も使われていて、そのシーンが特にカッコいいと思いました。それから、MVのリップシーンはカメラ目線で、笑顔で、というイメージが強いのですが、今作では、桜の中で歌っていて、表情もすごく素敵なので、そこにも注目していただきたいです」

――春ソングということで「新しいスタート」というテーマがある今作ですが、三品さんは3月17日に誕生日を迎え20歳に。小玉さんも現在20歳で、おふたりは新成人となりました。この節目、新たなスタートに心境の変化は。

三品「10代という肩書きがなくなり、もう甘えてばかりではいられない、もっと強くならなきゃいけないと思っています。20歳ということで、今まで以上に自分自身の行動に責任を持ち、いろんな挑戦もして、私らしくアイドルとして活動していきたいと思っています」

小玉「20歳からは正式な大人なので、大人としての意識を持って、ひとりの女性としても、アイドルとしても頑張って行きたいです。私が幼い頃に思っていた20歳よりも、はるかに子どもというか、もうなっちゃったの?(笑)と感じているので、私の理想の大人に近づけるように行動したいです」

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