miwa、細田守監督の直々解説に「夢のようでした」 新歌姫の“大役”も「設定を大事にしながら」

アニメーション映画『竜とそばかすの姫』の細田守監督、歌手のmiwa、クリエーティブディレクターの広屋佑規氏が25日、都内で行われたアニマーシブライブ『竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA -』開催記念スペシャルトークセッションに出席した。

イベントに登壇したmiwa【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇したmiwa【写真:ENCOUNT編集部】

アニマーシブライブ『竜とそばかすの姫 – PROJECT LAYRA -』開催記念スペシャルトークセッション

 アニメーション映画『竜とそばかすの姫』の細田守監督、歌手のmiwa、クリエーティブディレクターの広屋佑規氏が25日、都内で行われたアニマーシブライブ『竜とそばかすの姫 – PROJECT LAYRA -』開催記念スペシャルトークセッションに出席した。

 10月10日から、東京・港区の高輪ゲートウェイシティにあるミュージアム「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」で、アニマーシブライブ『竜とそばかすの姫 – PROJECT LAYRA -』が開催される。映画『竜とそばかすの姫』の5年後を描く物語で、アニメーション、音楽、演劇、バーチャル表現を融合させた世界初・日本初の没入型音楽ライブショー。物語の中心となる新たな歌姫「LAYRA(レイラ)」を、miwa、昆夏美、鈴木このみ、みきまりあ、ASCAの5人が演じることが発表されている。

 この日のイベント直前には、細田監督がmiwaらとともに現在開催している過去最大規模の展覧会「細田守の原点/展」を巡るスペシャルセッションが行われたという。これにmiwaは「本当に夢のようでした。監督から直々に解説をしていただきながら原画を見るというぜいたくな時間で。もっと見ていたかったので、時間が足りないなという感じでした」と興奮気味に語った。

 特に『おおかみこどもの雨と雪』のファンだというmiwaは、「細田監督の原画から伝わってくる絵力というか、(主人公の)雪のシーンでは思わず本当に涙がこぼれそうでした」と監督に直接感謝を伝えた。

 展覧会の反響について問われた細田監督は「すごい。連日、皆さんに楽しんで見ていただけて」と笑顔。「原点のプロデューサーに聞きますと、来場者数が『今日で22万人を超えた』と。以前こちらで行われた『HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展-』が全体で17万人だったのですが、それを超えてしまった。24万人くらいまでいくのではないかと言われています」と驚きを隠せない様子。さらに「そう考えると、20年前の『時をかける少女』が延べ100館で公開したんですけど、その動員数をもう超えちゃってんじゃないかっていう。それも含めて、すごく皆さんに来ていただいてるなっていうのを本当にびっくりしていますし、大変うれしく思ってます」と、自身の原点ともいえる作品の広がりを改めて噛み締めていた。

 音楽面では、本プロジェクトの音楽監督を務めるTeddyLoid氏が手掛ける新楽曲について、実際に歌唱したmiwaが「レイラの楽曲は歌うのがとても難しくて。普段自分の作る楽曲とは少し違うので、歌い回しが難しい部分もある」と吐露。

 さらに「レイラ自身が(仮想世界〈U〉の)60億人から愛される歌姫なので、その設定を大事にしながら歌い上げなくてはという気持ちで一生懸命歌わせていただいております。数字が大きすぎて、私自身も今までいろんな舞台で歌ってきてはいるんですが、ちょっと60億人のユーザーっていうのがどのぐらいなんだろう」と、大役へのプレッシャーを明かしつつ意気込みを語った。

 また、細田監督も内容について「曲だけじゃなくて、もっと広がりや膨らみのある世界。僕自身もまだ全貌がよく分かっていないんです(笑)。だからこそ、そこをすごく楽しみにしたい。ミュージカルとも違うようなところがあり、本番はどうなるんだろうとか」と、新たな表現への期待を寄せていた。

 また、miwaは自身のキャリアについても触れ「今年で16周年を迎えまして、歌の届け方もどんどん変化してきているなと感じています。映像とのリンクや、何より体験というものがすごく重要になってきている。イベントやフェスなど、音楽をライブ体験する現場が増えている中で、今回のアニマーシブライブという世界初の試みに参加させていただけるのはうれしい」と語った。

 続けて、プロジェクト参加の裏話として「実は最初は『歌を歌えばいいんだよ』って言われて引き受けたんです。『細田監督の作品は大好きだし、歌を歌えるんだ、光栄だな、うれしいな』くらいの気持ちだった」と告白。しかし、「それが段々、演技をします、アニメーションとリンクどうするの?となって。あれ、歌うだけじゃなくてダンスもするの?と(笑)。経験したことのないようなことがどんどん舞い込んできて。今すごく頭がパンクしそうな感じなんですけど、でもきっと来てみたら楽しいと思うので、世界初に立ち会うっていうのは、大変なこともありますが、ワクワクすることもあるので、お客さんにそれが伝わるといいなと思って日々頑張っております」と前向きな笑顔を見せた。

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