本木雅弘、30年ぶり共演の阿部サダヲを称賛「愛すべき珍獣、変人、変態」

俳優の本木雅弘と阿部サダヲが22日、都内で行われた映画『八月の声を運ぶ男』の公開記念舞台あいさつに登壇した。約30年ぶりの共演を果たした2人は、あらためて互いの印象などを語った。

舞台あいさつに登壇した本木雅弘、阿部サダヲ(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した本木雅弘、阿部サダヲ(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

映画『八月の声を運ぶ男』の公開記念舞台あいさつ

 俳優の本木雅弘と阿部サダヲが22日、都内で行われた映画『八月の声を運ぶ男』の公開記念舞台あいさつに登壇した。約30年ぶりの共演を果たした2人は、あらためて互いの印象などを語った。

フォルツァ、ダックスで過ごした青春…人気若手俳優が憧れるクルマとは(JAF Mate Onlineへ)

 本木と阿部は、映画『トキワ荘の青春』(1996年)以来、約30年ぶりの共演。当時、本木は漫画家の寺田ヒロオを、阿部は“藤子・F・不二雄”こと藤本弘を演じた。

 転じて、今回の『八月の声を運ぶ男』でジャーナリストとして被爆者の声を集め続ける主人公・辻原保役の本木は、阿部の印象について「いや、もう変わりません」と言い、「30年前からインパクトは変わらない。相変わらず達者で、チャーミングで、言うなれば、愛すべき珍獣? 愛すべき変人? みたいな、そんなところです(笑)。純粋さと奇妙さみたいなものの振り幅がすごい。どういう風に(阿部の精神の)中で成立して、整理してお芝居しているのか。それをまざまざと見せつけられた」と“俳優・阿部サダヲ”を称賛した。

 続けて本木は、今作でも長ぜりふを展開する阿部について「(芝居や役作りにおいて)とにかくチューニングが上手」と評価。阿部が演じた謎にあふれる男・九野和平について「どこかで、辻原が引きつけられていく魅力を出していかないといけない。本当にこれは、阿部さんみたいな変態にしかできない(笑)」と冗談まじりにたたえた。

 一方、阿部は本木について「変わらない。この映画のセットがすばらしいんですけど、(共演した作品の時代設定が近いこともあり)正座してものを書いている本木さんを『テラ(寺)さんだ』と思ったりとかした(笑)」と振り返った。

 その後、本木は「称賛しかないんですけど、やっぱり何か欠点を見つけたい。一度何か、お話しましょ(笑)。ぜんぜんね、冷静なんですよ。お互いに時を経て、親として子育てしたり、がんばっているので、そのへんの話を何かのチャンスでできたらなと思います」とほほ笑んだ。

 同舞台あいさつには、柴田岳志監督も出席した。

 同映画は、NHKにて2025年8月に戦後80年作品として放送されたドラマに、未公開シーンを追加したヒューマンストーリー。ドラマ版は第34回橋田賞、第63回テレビ部門大賞など多数の受賞歴を持つ。長崎に暮らし日本全国を渡り歩いて被爆者の声を集め続けたジャーナリスト・伊藤明彦さんの実話にもとづき、原爆によってもたらされた、数奇な出会いの物語を描く。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください