蒔田彩珠、芝居をする理由を自問自答 役作りで出た答え「真っすぐにやってきたからなんだ」
俳優の蒔田彩珠が20日、都内で行われた実写映画『ルックバック』(9月11日公開、是枝裕和監督)の完成報告イベントに、出口夏希、七瀬ふうり、岡田六花、是枝監督と共に登壇。同作をきっかけに、自問自答する時間があったことを明かした。

撮影4か月前から漫画を練習「課題が大変でした」
俳優の蒔田彩珠が20日、都内で行われた実写映画『ルックバック』(9月11日公開、是枝裕和監督)の完成報告イベントに、出口夏希、七瀬ふうり、岡田六花、是枝監督と共に登壇。同作をきっかけに、自問自答する時間があったことを明かした。
フォルツァ、ダックスで過ごした青春…人気若手俳優が憧れるクルマとは(JAF Mate Onlineへ)
本作は、『チェンソーマン』などで知られる漫画家・藤本タツキ氏が2021年に「少年ジャンプ+」で発表した同名漫画を実写映画化。『万引き家族』『怪物』などを手がけた是枝監督が、監督・脚本・編集を担う。藤本氏の作品が実写映画化されるのは今回が初となる。
物語は、漫画の腕に自信を持つ藤野と、彼女に憧れながらも圧倒的な画力を秘める不登校の同級生・京本が、漫画を通じて結ばれていく姿を描く。出口が藤野、蒔田が京本を演じ、2人の子ども時代を七瀬と岡田がそれぞれ担当。秋田県にかほ市を中心に四季を通して撮影され、少女たちの13年間の軌跡を映し出す。
撮影は2025年2月から、季節に合わせて約1年にわたって行われた。蒔田は冒頭、「1年というぜいたくな期間をかけて、丁寧につくった作品をようやく完成報告できるということで、すごくうれしいです」と喜びを表した。
是枝監督とは、Netflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』以来の再タッグとなった。オファーを受けた当時について、蒔田は「『舞妓さん』ぶりの撮影だったので、ちょっと恥ずかしかったです。今さら監督の前でお芝居できるかなって(笑)」と照れ笑いを浮かべた。
役作りでは、撮影に入る約4か月前から漫画を描く練習を重ねた。蒔田は「課題が大変でした。他の作品も撮っていたので、撮影の合間に漫画の練習へ行っていたんですが、日数でいうとそんなに取れない。課題をたくさんもらって、『次までに』というのが、学生時代を思い出しました」と振り返った。
最後のあいさつでは、京本を演じたことで、自身が芝居を続ける理由と改めて向き合ったことを告白。「私はこの作品を通して、京本が藤野ちゃんに『なんで絵を描いているの?』と言ったように、『なんでお芝居しているんだろう』って考えるきっかけになった。まあ、京本と一緒で好きだからなんですが」と明かした。
これまで芝居をする理由を自問せずに歩んでこられたことにも気付き、「本当に真っすぐに、京本と同じようにひたむきにやってきたからなんだなって、気付かせてもらいました」としみじみ。本作について「見た人が、自分の好きなこと、好きな人に対して何か考えるきっかけになる作品だと思っているので、たくさんの方に見ていただけたらなと思います」と呼びかけた。そして、報道陣に向かって「いい記事を書いてください!」と笑顔でお願いし、締めくくった。
イベントでは、本作に参加するクリエイター陣も発表された。米津玄師が劇中に登場する「シャークキック」のギターを“友情演奏”として担当し、三浦透子が劇中曲のボーカル、久野遥子氏がロトスコープアニメーション監督を務める。米津はアニメ『チェンソーマン』など藤本作品の楽曲を手がけ、是枝監督や本作の音楽を担う坂東祐大ともタッグを組んできた縁から参加が実現した。
あなたの“気になる”を教えてください