登録者数100万超・TAMAchanが明かす挫折『あつ森』ブームが過ぎ「自分はオワコンかも」
チャンネル登録者数100万人を突破したゲーム実況クリエイターのTAMAchan。視聴者を楽しませるその裏には、学生時代のいじめというつらい過去と、何度も直面した「壁」があった。

いじめを受けていた暗い過去も
チャンネル登録者数100万人を突破したゲーム実況クリエイターのTAMAchan。視聴者を楽しませるその裏には、学生時代のいじめというつらい過去と、何度も直面した「壁」があった。(取材・文=島田将斗)
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高校1年生の頃、部活動でいじめを経験した。「みんなでお弁当を食べている中、自分だけ1人で食べるとか、ペアを組まなきゃいけない時に残されるとか、仲間外れにされていました。いじめ返したいとは思いませんでしたが、いじめっ子よりいい人生を歩みたい、いつか相手を見返せるんじゃないかという気持ちはずっと心の中にありました」と明かす。
「やってみれば?」と友人に勧められて始めたゲーム実況だったが、現在では活動に生きている。「配信で『学校に行けません』『嫌がらせされてて』というコメントを見るたびに、自分の経験を話すことがあります。そういうときには『いじめの経験があってよかった』と思うこともあります。人の痛みが分かるからこそ親身に寄り添えるし、自分は救える立場になれる」と、暗い過去をポジティブな力へと変えていた。
活動初期にあった「見返したい」という感情は、今では完全に消え去った。「私の視聴者様って本当に優しくて、私が楽しく活動できるサポートをしてくれる。その楽しさの中で、いつの間にか『見返したい』という感情は消えていて、『視聴者様と一緒に楽しいことを続けていきたい』という気持ち100%になりました」と笑顔で語った。

ターニングポイントはUUUMへの所属
登録者100万人という偉業を達成したが、その道のりは決して平坦ではなかった。自身は「めちゃくちゃ自己肯定感が低くてマイナス思考」だといい、『どうぶつの森』の実況で一気に伸びたものの、ブームが落ち着いたタイミングで再生回数も落ち込み、「もうこれ以上伸ばすのは難しいかもしれない」「自分もオワコンかも」と深く思い悩んだ時期があったという。
そんな中、大きなターニングポイントとなったのがUUUMへの所属だった。「所属していなかったら今ファンブックは出せていないと思うし、間違いなく人生が変わりました」と振り返る。
実家でゲーム実況をしていた時代はノウハウがないまま自分なりにセルフプロデュースをしており、「サムネイルもごちゃごちゃだった」と苦笑い。しかし、「最初から事務所に所属していたら、ここまでこだわりを持って活動できていなかったかもしれない。テンプレートがあるよりも、一から作る方がこだわりを詰められるんです。自分だけの知識から始めて逆に良かったです」と、下積み時代の経験がいまも生きていると語った。
その活躍はネットの世界だけではない。オフラインイベントなどで圧倒的な集客力を誇っている。TAMAchanは「視聴者様には常に友達感覚で思ってほしいし、身近に感じてほしい。だからイベントがない時でも、月に1回の雑談配信や動画の中で『今こうじゃない?』とカメラ越しにフレンドリーに話しかけることを意識しています」と説明した。
実際にイベントでファンを目の前にすると、「みんな本当にいるんだ、と感動して、私がみんなのファンみたいな気持ちになっちゃいます」と喜びを爆発。「アイコンやうちわを持ってきてくれると『あの子だ』『私があだなをつけた子だ』と分かります。視聴者様がいなかったら今の私は絶対にいない。私を構成してくれる大切な一部です」とうれしそうにしていた。
アンチコメントに対するスルースキルを身に着けつつも、真摯(しんし)な姿勢は忘れない。「3、4年くらい前、ホラーゲームで逃げている時に勢いで乱暴な言葉を使っちゃった時があって。『言葉遣いに気をつけた方がいいよ』と指摘をいただいた時は、『確かにこれはラインを越えてるかな』と学びになりました。それはアンチコメントではなく意見だと思っています」と実直だった。
そして最後にファンへ向けて、「推しという対象が多い中、私を応援してくださって本当にありがとうございます。自信が持てない私でもここまで来られたのは視聴者様がいるからこそ。大好きです」と、ありったけの感謝のメッセージを送った。
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