「まだ象牙使ってるの?」海外で驚かれる和楽器 苦節8年…開発した代替品、立ちはだかる業界の壁
日本が国際的に孤立し、批判の対象になっていることの一つに象牙問題がある。ワシントン条約によって国際的な取引が禁止される中、いまだに国内市場を閉鎖していないためだ。印鑑や和楽器の材料として伝統的に使用されている。一方で、象牙に代わる素材を使って、日本での流通にストップをかけようとする動きもある。箏(こと)の世界では、演奏する際に使用する箏爪(ことづめ)に、竹由来の新素材を使った代用品が登場。完成まで8年をかけたという開発の裏側と込めた思いを取材した。