日本の多様性は「ファッション感覚」 女子専用なくした渋谷のトイレを犯罪学者が痛烈批判
東京・渋谷区に新たに設置された女性専用トイレがない公共トイレがネット上で拡散、物議を呼んでいる。先月26日には埼玉県富士見市議会の加賀ななえ議員が、女性自認の身体男性(=トランス女性)のトイレや入浴施設などの利用をめぐり「女性の生存権や恐怖を軽視した形で議論が進められている」としてネット上で訴えを行った。性犯罪の温床ともなり得る女性用トイレの問題だが、どんな解決策が望ましいのか。犯罪機会論の観点から「日本の公共トイレは世界一危ない」と主張する立正大の小宮信夫教授に話を聞いた。