転職で介護職員に 想像以上だった現実 処置中に飛ぶビンタ、食事を口から噴射…こみ上げた後悔の念
認知症になり101歳で亡くなった祖父を看取ったグループホームの職員たちが流した涙。「自分も何かの役に立ちたい」と志願し、転職して飛び込んだ世界の現実はまるで違った。グループホーム勤務初日に入居者のおばあちゃんから手渡されたのは、うんち。想像以上だった介護の現場……。「後悔」の思いを持ちながらも、認知症高齢者との交流で日々の楽しみを見つけ、知的好奇心を感じながら仕事に取り組んでいる。高齢化社会が進む中で、重要さを増す担い手の存在。現役介護職員の33歳女性に、“認知症介護のリアル”を聞いた。