「何のために生きてるんだ」落選で心ボロボロ、社会人経験も…朝倉未来がてがけた異色のアイドル2人が語る「諦めない忍道」

格闘家・朝倉未来が発起人を務め、「ABEMA」とASOBISYSTEMが手掛けるガールズグループオーディション『Dark Idol PROJECT』から誕生した8人組アイドルグループ アイドルグループ・Toi Toi Toiが結成1周年を迎えた。新体制への移行を経て、ますます輝きを放つ彼女たちだが、その道程は決して平坦なものではなかった。数々の挫折や、一度はステージを離れた「空白の期間」を経て、なぜ今彼女たちは再びアイドルとしてここに立っているのか。今回は谷屋杏香、前垣さらの二人が、その覚悟を明かした。

Toi Toi Toiが結成1周年を迎えた
Toi Toi Toiが結成1周年を迎えた

Toi Toi Toiの1周年インタビュー、Vol.2は谷屋杏香&前垣さら

 格闘家・朝倉未来が発起人を務め、「ABEMA」とASOBISYSTEMが手掛けるガールズグループオーディション『Dark Idol PROJECT』から誕生した8人組アイドルグループ アイドルグループ・Toi Toi Toiが結成1周年を迎えた。新体制への移行を経て、ますます輝きを放つ彼女たちだが、その道程は決して平坦なものではなかった。数々の挫折や、一度はステージを離れた「空白の期間」を経て、なぜ今彼女たちは再びアイドルとしてここに立っているのか。今回は谷屋杏香、前垣さらの二人が、その覚悟を明かした。

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――谷屋さんのこれまでの歩みを教えてください。
「静岡県出身で、3人兄弟の長女として育ちました。物心つく前からテレビの前でモーニング娘。さんの真似をして歌って踊っていたらしく、2歳からエレクトーン、小学校からダンスを習っていました」

――早い段階からステージを目指していたんですね。
「小5の時に初めて横浜アリーナでコンサートを観たのが決定的でした。こんなに大勢の心を動かせるなんて素晴らしい、私も絶対にこの景色をステージから見るんだって決めたんです。中学でも部活を辞めて東京のダンススクールに通い、高校もダンス専門の学校に静岡から3年間通い続けました」

――卒業後はどのような活動を。
「卒業後すぐにダンスボーカルグループに入りましたが、最初は本当にお客さんがいない環境でした。その後日韓合同のグローバルオーディションを受けたのが、人生の大きなターニングポイントです」

――オーディションでの経験は大きかったですか。
「正直、落ちた時が人生で一番辛かったです。20歳という年齢もあって『これが最後だ』と覚悟して受けていたので、落ちた後は『何のために生きてるんだろう』とメンタルがボロボロになりました。その後、もう一つのグループを経て、一度社会人として企業で2年間働いたんです」

――社会人を経験して、またアイドルに戻ろうと思ったのはなぜですか。

「違う世界に行ってみたからこそ、やっぱり踊りたい、ステージに立ちたいという気持ちを思い出したんです。『無理』という理由を並べるのをやめて、もう一度自分を信じてみようと思った時に出会ったのが『Dark Idol』でした。これは私のためのオーディションだ、と運命を感じました」

Toi Toi Toi・前垣さら
Toi Toi Toi・前垣さら

前垣さら、自分を信じ、挑戦し続ける「チャレンジャー」

――前垣さんのこれまでの経歴と、幼少期はどんなお子さんだったか教えてください。
「出身は長野県です。幼少期はとにかくチャレンジ精神旺盛で、今とあまり変わっていませんね。気になったことは自分でやりたいと思う性格で、変な話ですけど、ドラえもんが大好きすぎて、どうしてうちには来てくれないんだろうって引き出しに乗って壊しちゃったり(笑)。何でも自分で確かめてみたい、やってみたいという子どもでした」

――アイドルを目指したきっかけは。
「物心ついた時からAKB48さんやももいろクローバーさんが大好きで、壁にポスターを貼っていました。一番オタク心が芽生えたのは『ラブライブ!』ですね。でも田舎だったので、学生時代は画面の中の『遠い世界の人たち』だと思っていました」

――上京のきっかけは何だったんですか。
「映画『グレイテスト・ショーマン』を観て、『私もこういう風に人に感動を与えることがしたい!』と思ったんです。それまで保育士を目指していたんですけど、高3で進路を全部変えて上京しました。母も『やりたいことを第一にやらせてあげたい』と応援してくれて。専門学校でモデルや美容、演技を学び、最初はダンスボーカルグループで活動を始めました」

――その後、グループ活動を経て『Dark Idol』へ。
「2つのグループを経験しましたが、どちらもコロナ禍などで自然消滅や解散になってしまい、全くの『不完全燃焼』でした。一度は『グループには縁がないのかな』と諦めて、舞台の道へ進んで2年ほど演技をメインに活動していました。でも、諦めずに二刀流で頑張っている人たちを見て、『この不完全燃焼のままじゃ嫌だ!』と。何かないかと毎日オーディションをチェックしていて出会ったのが、『Dark Idol』でした」

Toi Toi Toi・谷屋杏香
Toi Toi Toi・谷屋杏香

2人の現在地と「アイドル」を辞めない理由

――お二人は今の自分について、どう感じていますか。
杏香「“エンジン全開”です。この1年間、自分たちがどうあるべきか模索してきましたが、新体制になって『私たちがハマるのはここだ』という土壌が見つかりました。これまでは自分の実力に周囲の評価が伴っているのか不安な時期もありましたが、今は『トイのライブを見てもらえれば絶対に好きにさせる自信がある』と言い切れます」

さら「私も同じです。どこで咲いたらいいか分からず模索した1年でしたが、今はもう『花を咲かせるだけだな』と思えています」

――何度も辛い経験をしながら、なぜアイドルを続けられるのでしょうか。
杏香「夢を持っているからこそ苦しいけれど、子どもの頃の『どんな夢でも叶う』と思っていた純粋な気持ちに勝る感情はないな、と。本来の自分が好きだったことを信じようと思えたからです」

さら「私は『NARUTO -ナルト-』の『諦めないのが俺の忍道』というセリフが大好きなんです。苦しいことはたくさんあったけれど、ステージでお客さんと作るあの時間は、舞台とも他の何とも違う特別なもの。あの喜びが忘れられないから、何があっても諦めたくないんです」

――最後に、1周年以降の個人的な目標を教えてください。
杏香「自分の感情を言葉にするのが得意なので、ラジオやお仕事を通じて『伝える』ことを広げていきたいです。最終的には本を出したいという夢もあります。」

さら「Toi Toi Toiの前垣さらとして、もう一度舞台に立ちたいという目標があります。それと、アニメが大好きなので、アニソンとのタイアップは絶対に叶えたい夢の一つです」

Toi Toi To 1周年記念ライブ 概要

『Toi Toi Toi 1st ANNIVERSARY LIVE ~Re:solution~』
2026年5月16日(土)
Spotify O-WEST(東京・渋谷)
OPEN 16:45/START 17:30
※チケットSOLDOUT

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