JUJUのカバーアルバムにTAKURO、トータス松本、平井堅らオリジナルアーティストが賛辞

中西保志「女声のカバーはどうかな、と考えていたのですが…」

○中西保志/「最後の雨」
「男の気持ちを歌った内容なので、女声のカバーはどうかな、とわりと最近まで考えていたのですが、まてよ、と。そういや俺だって女性の歌をけっこう歌わせてもらってるな、と。てことは、そういう問題じゃないのか、と。1つの『音楽』と考えれば、『プレーヤー』として、どうPLAYするか、が“肝”ですよね結局。

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 同じコーヒー豆でも、『水』が変われば味わいも違ってくるわけで。良し悪し、なんておこがましくて口にはできませんが、『曲』×『PLAY』の、いわば『出会いもの』を見つける楽しみがカバー(というか音楽)の醍醐味でしょう。

 自分好みのブレンドと淹れ方に出会う瞬間。立ち上る香りに思わず頬が緩む、みたいなひと時。に、多く出会えるアルバムは、幸福なアルバムだと思います。お聴きになる方にとってそういう『作品』であることを、祈ります」

○平井堅/「even if」
「お酒のうたはJUJUのうた。酒を得たJUJUはまさに水を得た魚。ボーカルがいつになく気だるくて、濡れていて、素敵です。堪能致しました。マスター、おかわり!」

○堀込泰行/「エイリアンズ」
「今から10年以上も前のある晩、友人の女性シンガーが『今一緒に飲んでるJUJUが明日のライヴで〈エイリアンズ〉をカバーするよ』と教えてくれました。自分の曲がカバーされることに驚き、そしてとてもうれしく思ったのを覚えています。もちろん返事は『行くよ!』

 翌日会場を訪れた僕は『いつエイリアンズやるんだろう』と、そわそわし、何杯もビールを飲んで心を落ち着かせていました。そして、まあまあ酔っ払った頃、ついにその時が。

 JUJUさんの澄んだ美しい声で歌われる『エイリアンズ』。一音一音に聴き惚れながら、気がつけば僕は近くにいた友人のビールをひったくって、またグビグビ。曲を作った者としての冥利に尽きる瞬間でした。そして、この度の『俺のRequest』への選出。あの時と同じような喜びを再び感じています。これからも気が向いた時に歌ってやって下さい」

 他アーティストからのコメントは、「俺のRequest」特設サイトに掲載している。

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