GENERATIONS数原龍友、初ソロツアー完走 ドジャース山本由伸との秘話告白「彼の活躍が刺激」…サプライズ共演に涙も

GENERATIONSのボーカルの数原龍友が13日、KT Zepp Yokohamaでソロ名義・KAZとしての初全国ソロツアー『KAZ LIVE TOUR 2026 “LIFE GOES ON”』最終公演を開催した。同ツアーでは6都市で6公演を展開。この日は、アンコール含め全18曲を披露した。幼少期から憧れていたSkoop On SomebodyのTAKEもサプライズ登場した中、KAZは2時間に渡って美声を響かせた。囲み取材では親交のあるドジャース・山本由伸投手との秘話も明かした。

『KAZ LIVE TOUR 2026 “LIFE GOES ON”』最終公演を開催したKAZ
『KAZ LIVE TOUR 2026 “LIFE GOES ON”』最終公演を開催したKAZ

6都市で6公演「歌うことで生かされている」

 GENERATIONSのボーカルの数原龍友が13日、KT Zepp Yokohamaでソロ名義・KAZとしての初全国ソロツアー『KAZ LIVE TOUR 2026 “LIFE GOES ON”』最終公演を開催した。同ツアーでは6都市で6公演を展開。この日は、アンコール含め全18曲を披露した。幼少期から憧れていたSkoop On SomebodyのTAKEもサプライズ登場した中、KAZは2時間に渡って美声を響かせた。囲み取材では親交のあるドジャース・山本由伸投手との秘話も明かした。(取材・文=近藤加奈子)

 バンドミュージックが会場に響き、ライブが幕開けした。山本投手に影響を受けて書き下ろした新曲『Better Believe It』を歌い上げ、続けてアコースティックギターを弾き語りしながら『Beautiful Sunrise』『Go Your Way』を披露した。その後、「『KAZ LIVE TOUR 2026 “LIFE GOES ON”』へようこそ! 今日は最高の思い出作りましょう! 皆さんでHands UP!」と叫び、『Second Wave』を歌唱した。

 明るいムードから一転。鈴木愛理とコラボした『Avocado feat.Airi Suzuki』では、色気感じさせる歌声で観客を魅了した。『Pacific Love Memories』では、ポケットからハーモニカを取り出して奏でた。中西保志の『最後の雨』では、透明感と艶のある響きで会場を圧巻。浜田雅功と槇原敬之の『チキンライス』は、しっとりとカバーし、観客の涙を誘った。

 ソロならではのパフォーマンスを続け、MCでは音楽への真摯な思いを伝えた。

「今の世の中、さまざまな変化が起きていますが、音楽は色褪せませんし、良い曲はずっと歌い続けられる。これは、活動を続けてきた中で間違いないと気づきました。自分は音楽・歌うことで生かされている。そういう人間であること。僕自身、不器用なところがあるので、自分の本当の思いは音楽を通してお届けするのが良いと感じました」

 その上で「変わらなきゃいけないと葛藤し、苦しんだ時期もありましたけど、30歳を迎え、KAZの活動が本格化し、自分の音楽を世にお届けできるようになって『変わらなくても良いんだ』と思うようになりました」などと話し、「皆さん一緒に歌ってくれますか。声出す準備できてますか」と呼びかけた。

 観客は一斉に反応。本編の最後は『Choo Choo TRAIN』。ZOOとEXILEの名曲をリアレンジし、会場は大盛り上がりとなった。そして、KAZは「ありがとうございました。いったん失礼します」とあいさつし、ステージを去った。

 アンコール1曲目は、GENERATIONSの『DREAMERS』をKAZバージョンで歌唱。楽しそうに歌うKAZに引っ張られ、会場は多幸感のある空気に包まれた。その中で、KAZが伝えた。

「今日はSkoop On SomebodyのTAKEさんがスペシャルゲストで来てくれています。紹介します、TAKEさん!」

 2人は透明感のある高音を響かせながら、『Sha la la』を歌い上げた。

 幼少期から憧れていたTAKEとの共演が叶ったKAZ。「あまりにもいろんな思いがあって…」とファンに見守られながらステージで感極まった。

 そして、TAKEとBS-TBSライブ番組『Sound Inn S』で披露したSkoop On Somebodyの『ぼくが地球を救う~Sounds Of Spirit~』をKAZアレンジバージョンで披露。歌唱後、KAZは「最高の思い出になりました」と笑顔を見せ、TAKEはステージを後にした。

 最後は『Beautiful Sunset』を歌い、温かな空気のまま幕を閉じた。

ソロならではのパフォーマンスを披露した
ソロならではのパフォーマンスを披露した

<囲み取材での一問一答>

――初めてのソロツアー。手応えはいかがですか。

KAZ「バンドメンバーがGENERATIONSのツアーでもお世話になっていた人たちだったので、安心感がありました。いつもと届ける音楽が違うだけだったので、楽しみながらできました。地に足をつけながら、冷静にできたなという印象です」

――ツアーの演出でこだわった点は。

KAZ「アメリカンな雰囲気が好きなので、セットのいす、サーフボード、スケボーなど私物を取り入れ、自分の好きな物を詰め込んだセットになっています」

――8月からGENERATONSのツアーが始まりますが、ソロを経てグループにどう還元していきたいですか。

KAZ「グループでやっている音楽とは全然違いますし、何を還元できるのかは自分でもまだ分からないです。けど、GENERATIONSに戻った時に、今までと違うアプローチができるかもしれないとワクワクしています」

――1人でやることに心細さは感じませんでしたか。

KAZ「おっしゃる通り、心細いです。寂しさもありますが、グループの方がソロをやると『寂しい』と思うのは『あるある』なんでしょうね」

――ライブ1曲目で披露した『Better Believe It』はドジャースの山本由伸選手をテーマに制作されていますが、山本選手から刺激は受けていますか。

KAZ「素晴らしいですよね、彼の活躍は。勝ち続けることの難しさはもちろん、チーム一丸で結果を残していく姿に背中を押されます。そういえば今日、何気ない連絡をしていました。たまたま入ったスーパーに彼の看板があったので、それを写真に撮って送ったんです。そしたら『ありがとうございます』みたいな」

――ソロツアーに向けて、山本投手から何か言葉を掛けてもらいましたか。

KAZ「昨年末開催のBillboard Liveは、ちょうど彼が日本に帰ってきたタイミングで見に来てくれたんですが、『どうやったらあんな風に歌えるんですか?』って聞いてくるんです。僕からしたら『どうやったらあんな速い球投げられるんですか?』って感じです(笑)。今はお互いの活躍をスマホで確認できる時代。彼が頑張っているからこそ、僕も頑張ろうと刺激をもらえます」

――ソロとしての目標は。

KAZ「山本由伸の速球を取りたいですね。キャッチボールの話になった時『取れますか?』って聞かれるんです。KAZとしてミュージシャンチームを連れてアメリカに行き、楽曲制作もしつつ、休憩の時にはドジャー・スタジアムに行って彼のボールをキャッチしようかなと思います」

――今日のツアーにはSkoop On SomebodyのTAKEさんがサプライズ出演されますが、どういった経緯で出演することになったのでしょうか。

KAZ「人生で初めて行ったライブがSkoop On Somebodyさんだったんです。あと、亡くなった父親もSkoop On Somebodyさんが好きだったんですが、父との思い出も色濃くある分、なかなかカバーに踏み切れなかったんです。けど、先日音楽番組で共演し、『今だったら歌えるんじゃないのか』と思ってカバーさせてもらったんです。そしたら、そのコーラスやバンドメンバーなど介したTAKEさんとのつながりが判明しました。先日の東京公演にもお越しいただいて、今日のステージが決まりました。『こんな日が来るのか』と思い感極まりそうでした」

次のページへ (2/2) 【写真】最終公演のアザーカット
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