満席の機内で背もたれが“ドンドン!”「お母さんも大変だろう…」無心で我慢も、その後の展開にモヤモヤ

帰省中の飛行機内で前の座席の子どもが落ち着かず、テーブルが使えない。帰省シーズン中、満員の飛行機で起きた子連れ客を巡るトラブル。いったい何があったのか。居合わせた女性に詳しい話を聞いた。

連休中の機内で子連れ客を騒音に巻き込まれて…(写真はイメージ)【写真:写真AC】
連休中の機内で子連れ客を騒音に巻き込まれて…(写真はイメージ)【写真:写真AC】

“ドンドン!”と音が鳴り座席が揺れ続けて

 帰省中の飛行機内で前の座席の子どもが落ち着かず、テーブルが使えない。帰省シーズン中、満員の飛行機で起きた子連れ客を巡るトラブル。いったい何があったのか。居合わせた女性に詳しい話を聞いた。

「機内サービス中もテーブル使えなかった。降りる時横に座っていた母親からすみませんの一言もなくて……。せめて一言なんか言って欲しかった」

 女性は今月上旬、実家に帰省するために飛行機に搭乗。指定した座席の前には、子どもを連れた母親が座っており、子どもがはしゃいでいたため、座席は始終「ドンドン!」と背もたれが揺れている状況だったという。

 機内の状況について、女性は「全体的に子連れが多い印象でした。いずれも別家族でしたが、前の座席の他にも、左に未就学児、後ろに乳幼児と、非常に騒がしい状況でした。前の座席の子は、シートの背もたれに体を打ち続けており、10秒以上シートが止まったタイミングはないレベルで常に揺れていました」と振り返る。

 飛行時間自体は1時間半程度だったものの、搭乗に時間がかかったことに加え、空港内の混雑で管制塔から待機を命じられていたこともあり、トータルで2時間以上は機内にいたと女性。その間、揺れが収まることはなく、困惑してしまったという。

「着席時点でとんでもないことになったなと思いました。シートはガンガンと揺れており、横で騒いでいる別の子どもが全く気にならないほどのストレスを感じていました。それでも『お母さんも普段から大変なんだろうな』という同情心から、注意したりCAを呼んだりはせずに耐えていましたが、目的地に到着した瞬間、親子はそそくさと降りていき、一言も何も言われなかったことに、モヤモヤとした気持ちになりました」

 女性は、今回の出来事を通じ、あらためて子を持つ親に知ってほしいことがあると口にする。

「よく『座席を蹴られた』という話は耳にしますが、蹴られていないからOK、ということではありません。去り際に一言『すみません』と言っていただくだけで、こちらも仕方ないと我慢できる。蹴り返してやれなどの過激な声もありますが、もう少し世の中が寛容になればいいなという気持ちとともに、周囲を気遣う親も増えてほしいなと思っています」

 子育ては千差万別で、外から見ただけでは分からない事情を抱えているケースもある。お互いが寛容でありつつも、周囲への配慮も欠かさないことが求められている。

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