ジャン・レノ、日本のファン一人ひとりと交流…歓声浴びる「本当に感動」 日本語で「アリガトウ」自著手渡し

俳優のジャン・レノが、初の書き下ろし小説『エマ』(U-NEXT、訳・平岡敦氏)が28日に日本で発売されるのを記念し、都内でサインイベントを開催。抽選で選ばれたファンに一人ひとり対面する形式で、丁寧に対応した。

サインイベントを開催したジャン・レノ【写真:ENCOUNT編集部】
サインイベントを開催したジャン・レノ【写真:ENCOUNT編集部】

自伝的内容の舞台『らくだ』を日本で世界初上演

 俳優のジャン・レノが、初の書き下ろし小説『エマ』(U-NEXT、訳・平岡敦氏)が28日に日本で発売されるのを記念し、都内でサインイベントを開催。抽選で選ばれたファンに一人ひとり対面する形式で、丁寧に対応した。

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 映画『グラン・ブルー』『レオン』など多くの作品で世界的な人気を誇るレノが、束の間とはいえ自分だけに向き合ってくれる状況に歓声を上げる人や感激する人が続出。 通訳を介しながら優しい表情「メルシーボクー」と話しかけたほか、日本語でも「ありがとう」と声をかけた。

 イベント後の囲み取材では、モデルとなった人がいるのか聞かれ「完全に生み出した人物。ゆっくりと作り上げられたストーリーで、何年もかけた」と説明。自著が日本でも出版されたことを「とても誇らしい」と目を輝かせた。

 小説を書いた背景にはコロナ禍の状況があったと明かし、家族で南フランスで過ごした中で、俳優としての生活だけが自身の時間ではないと気づかされたことも、別のチャレンジをする大きなきっかけとなったようだ。

 日本のファンとの交流については、「本当に感動しました。涙ぐんで感動を伝えてくれるファンもいて、自身が好きな歌手に会った時のことを思い出し、とても感動しました」と笑顔を見せた。

 今回の来日で印象に残っていることは、作品を通じて旅をすることは多いと話し、「レストランでおいしい日本食を食べるのがとても楽しみ」と言いつつ、なかなか時間が取れないそう。これから世界初上演される日本での舞台に集中。ただ「日本にいるだけでもすごく幸せ。静けさと平和を感じる」と充実した時間を過ごしていると明かした。

 会見の途中では、記者がカメラキャップなど落とし物をすると、すぐに指摘するなど、優しく気さくな一面を見せた。

 本作は、フランス・ブルターニュで療法士として働くエマ・モルヴァンが、会社からの要請に応じオマーンで新たに建てられる豪華リラクゼーション施設のインストラクターとして滞在。故郷と親友、愛猫と離れることに寂しさと不安はあったが、想像を超える好待遇と母を喪った傷からの決別のため覚悟を決める。当地で、施設のオーナーで絶大な権力を持つ副首相の子息と出会い、互いに惹かれあうが、フランス情報機関に男を探れと命令される。

 異国情緒あふれる中東を舞台に、サスペンス、ロマンス、アクションが織りなすエンターテインメント作品で、2024年に本国フランスでヒットしドラマ化が決定。20を超える地域で翻訳され、28日に日本語版も出版された。

 レノは、自伝的内容を舞台化した1人舞台『らくだ』を5月10日より東京芸術劇場 シアターウエストを皮切りに全国13都市で上演するため来日。映画『レオン』などで成功した裏側に秘められた、語られざる真実を日本で世界初上演する。

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