「見るライブ」から「一緒に作るライブ」へ ツキアト、ファンと共に歩む6年目の「Next Phase」

アイドルグループ・月に足跡を残した少女達は一体何を見たのか...(通称:ツキアト)は、結成当日の3月27日に『5th Anniversary Live~Next Phase~』を開催し、6年目に突入した。周年ライブのタイトルとしても銘打たれた「Next Phase」を目指し、前進を続ける苗加結菜、美南れな、早﨑優奈、葵音琴、羽﨑ほのの絆に迫った。

前列左から苗加結菜、葵音琴、美南れな、後列左から早﨑優奈、羽﨑ほの【写真:増田美咲】
前列左から苗加結菜、葵音琴、美南れな、後列左から早﨑優奈、羽﨑ほの【写真:増田美咲】

【前編】5周年ワンマンで誓った“次なるステージ”

 アイドルグループ・月に足跡を残した少女達は一体何を見たのか…(通称:ツキアト)は、結成当日の3月27日に『5th Anniversary Live~Next Phase~』を開催し、6年目に突入した。周年ライブのタイトルとしても銘打たれた「Next Phase」を目指し、前進を続ける苗加結菜、美南れな、早﨑優奈、葵音琴、羽﨑ほのの絆に迫った。(取材・文=小田智史)

――2021年のグループ結成から5年、ツキアトは3月27日にBLAZE GOTANDAでアニバーサリーライブを行いました。自分たちにとってどのような公演になりましたか。

羽﨑ほの(以下、羽﨑)「5周年ワンマンは新しいステージに行く第一歩のライブとなっていて、『5人でまだまだ先に行くぞ!』と覚悟を詰めたワンマンにしたつもりです。今回のワンマンはソールドアウトできず、私たちにはまだまだ出来ることがあるんだなと感じたと同時に、『今までで一番良かったライブ』と言ってくださるファンの方も多くて、すごく楽しくライブすることができました」

美南れな(以下、美南)「今回、今までの曲と少し違うカッコいい曲『Next Phase』と、ツキアトにはあまりないかわいい系の曲『ねぇ、』と新曲を披露しました。レッスンをする中で自分たちに足りないところに気づけて、自分たちにやれることはまだまだあるんだなと感じました。5周年ワンマンでファンの方たちがこれからもついていきたいと言ってくださって、『Next Phase』というタイトルに合った良いライブにできたかなと思っています」

葵音琴(以下、葵)「率直に、今までのワンマンライブの中で一番楽しかったです。長いようで短い5年でしたけど、『一番楽しかったライブ』を更新できるのはとても素晴らしいこと。でも、個人的に反省点もすごくあって、これから楽しさをどんどん更新していきたいです」

苗加結菜(以下、苗加)「まず、5周年を迎えられたことがすごくうれしいです。ファンの皆さんから、『今までのライブの中で一番楽しかった』と言っていただけて、まだまだ自分たちも『Next Phase』に行けるんだと感じることができました。6年目も上を目指して頑張りたいと思います」

早﨑優奈(以下、早﨑)「今回の5周年ライブは、開催日が結成日当日でした。5年間続けられたのはファンの皆さんのおかげなので、記念日にその感謝を直接伝える機会を設けることができてすごくうれしかったです。この5年間で、一番“盛り上がり”に特化したライブだったと思っていて、ファンの皆さんと一緒に作ったライブだったと感じています」

――リーダーの早﨑さん的にメンバーの変化を感じる部分はありますか。

早﨑「一言でうまく伝わるかは分からないですけど、だんだん仲良くなっているというか、距離が縮まっている感じはします」

葵「考えていることをお互いにちゃんと言えるようになってきた」

早﨑「そうそう。(5人で)共有ができるようになった。それは5年間一緒にやってきたからこそかなと思います」

――この5年間で一番変わったメンバーは誰ですか。

葵・苗加・羽﨑・早﨑「れなでしょ(笑)」

美南「一気にみんなの視線が来た(笑)」

早﨑「デビューの時の写真と比べて、一番変化があるのは確実にれなだね」

苗加「言いたいことも言うようになったしね」

美南「(羽﨑と葵を指差しながら)この2人のおかげで(笑)」

早﨑「ねこが『私が作りました』って顔してる(笑)」

美南「私は自分の意見を言うのがあまり得意なタイプではなくて、人の話を聞いている方が好きなタイプだから。『自分はいいや』という考えを持っていたけど、特にこの2人(羽﨑と葵)が思ったことを言うタイプで、『思っていることは言って』と言われ続けて(笑)」

早﨑「5年間ね(笑)」

美南「私も思ったことをすぐ言うようになりました」

羽﨑「グループなので、5人全員の意見を取り入れたいんです。自分たちだけの意見で答えが出ちゃうのが嫌で。『れなの気持ちも言って!』と伝えていました」

早﨑「見た目も変わったね」

苗加「高校生だったからねぇ(笑)」

早﨑「れなは(22歳で)最年少だから。5年間で人って変わるんだなと感じる。もちろん、いい意味でね(笑)」

5周年ワンマンライブはメンバーにとっても新境地を切り開く公演だった
5周年ワンマンライブはメンバーにとっても新境地を切り開く公演だった

“見るライブ”から“一緒に作るライブ”へ

――グループとしての変化はありますか。

羽﨑「私たちはコロナ禍(の2021年)にデビューさせていただきました。当時はライブで声が出せなかったり、マスク(着用)でチェキを撮ったり、制限が多くて。特に、コールができず声出しがないライブが定着してしまっていたんですけど、ファンの皆さんと一緒に作りたいという思いで、ライブ中に声出しを煽ったり、声出ししやすいようにして、“見るライブ”というよりは“一緒に作るライブ”になったと思います」

美南「観てくださる方も、自然と手が上がっちゃうような、ね」

羽﨑「『手を挙げてー!』とお願いしたりして、それがだんだん定着している気がします」

――“アイドル戦国時代”と言われる中で、ツキアトの強みは何だと思いますか。

美南「5年続けてきて思ったことは、5人が本当に全然違います(笑)。個性が強いのが私たちの一番の強みだと思います」

早﨑「並んだ時点で(違うって)もう分かる(笑)」

羽﨑「服装の系統も全然違うし(笑)」

美南「考えも違う」

苗加「ライブパフォーマンスでも、それぞれが一番得意とするジャンルが違うと思う」

早﨑「確かに。どんな曲が来ても、誰か1人は絶対にハマるのは個を大事にしているからこそなのかなって」

――葵さんはクールなイメージは強いんですが、実際はどうですか。

葵「クール系……。うーん、動揺とかがないだけです(苦笑)」

苗加「その眉毛の動きやめて(笑)」

羽﨑「でも今、動揺してない?(笑)」

葵「クールか~、と思ってね(笑)」

羽﨑「喜怒哀楽というか、波がないんだよね。さらっとしてる」

葵「思ってはいるんだけどね(苦笑)」

早﨑「表に見えないんだよね」

葵「でも、分かりやすくはあるでしょ?」

美南「うん、ずっとしゃべってる(笑)」

早﨑「基本ずっとしゃべってる」

葵「えっ。そう?」

羽﨑「独り言がすごい」

早﨑「人に話しかけるとかの境目がないから。ずっと独り言(笑)」

葵「新しいマネジャーさんが入ってきた時に、『ごめんなさい、独り言多いですよね』と言ったら、『しゃべりかけてるのかなと思ったら、よく独り言しゃべってますよね』と言われました(苦笑)」

――羽﨑さんのプロフィールには「ツキアト1のギャップの持ち主」と書いてあります。

早﨑「ギャップって書いてあった時期あったよね(笑)」

羽﨑「初期にキャッチコピーとして言っていました。でも、今は言っていないです(笑)。ライブの煽りでの声と顔が合わないから、ファンの方がギャップと言ってくださることはありますけど、自分ではそんなにギャップはない気がします」

早﨑「カッコよく言うことの方が多いからね(笑)」

羽﨑「顔はカッコいい系ではないもん(笑)」

早﨑「かわいらしいお顔だからね(笑)」

<後編に続く>

□月に足跡を残した少女達は一体何を見たのか…(通称ツキアト)。月面着陸という「偉業」を成し遂げるため、2021年3月27日に結成されたアイドルユニットで、メンバーは苗加結菜、美南れな、早﨑優奈、葵音琴、羽﨑ほのの5人。地球からは見えない月の裏側に、何が存在しているのか、まだ見ぬ世界を常に意識したコンセプトとともに今後活躍できるようなグループを目指す。圧倒的な歌唱力を持ち、見るもの全てを惹きつける、正に満月のような魅力を放つ。

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