「女性は未開発の可能性の宝庫」―パワフル女性社長が語る日本人女性に必要なこと

なぜ、ミスではなくミセスなのか…「ミセスの経験が作る美しさを大切にしたい」

 それでは西村さんの考える美しい女性とは。

ドラマ、アニメ、アイドル、K-POP、スポーツ…大人気番組が目白押しのお得キャンペーンを実施中(Leminoサイトへ)

「美の基準は自分で決めるもの。他人が評価するものではないという考えです。自分がいいと思えばいいんです。でも、人は、どうしても人目が気になるもの。だから私が言っているのは自分軸を持ってくださいということです。自分軸=自信。自分軸があれば周りに何を言われようが関係なし。いつも自分らしく生きていける人を1人でも増やしていきたい」

 なぜ、ミスではなくミセスなのか。

「ミセスには自分にストーリーがあります。恋愛、結婚、出産、離婚、苦しみ、喜び。このストーリーを持つ女性たちを大切にしたい。そういう人が自分軸を持って自分らしく生きる世の中を作っていきたい。この人たちは、いい能力をたくさん持っています。この能力を社会と接して発揮する場を作っていきたい。女性は未開発の可能性の宝庫。ミセスの経験が作る美しさを大切にしたい」

 今の日本のミセスに必要なことは。

「自分軸(自信)。あとは自分らしさ。これからの時代はエイジレスビューティー、新しい価値観の時代です。年齢だけでなくいろんなことに自分のリミットを作らないことが大切。自分軸により全人類がリスペクトし合える関係になり、ネガティブな思想が無くなっていきますよね。そこは大切」

 最後に西村さんのパワーの源を聞いた。

「みんな生きてきた意味ってあるじゃないですか。私はステイポジティブを心掛けています。自分が生きている意味を実践し、障害に負けず切り開くパイオニアである人生でありたいと思っているんです」

 9月から地方大会がスタートし、11月22日にグランドファイナル日本大会が都内で開催される。いずれはキャッチコピーを「世界のミセスにエールを」にしたいと世界大会を視野に入れている。最後に「女性は未開発の可能性の宝庫。自分にリミットを作らず、前を向いてともに進みましょう」とPRした。

□西村紗江子(にしむら・さえこ)兵庫県出身。大学卒業後、ANAに入社し、キャビンアテンダントとして7年間世界の空をフライト。ANA退社後はエンターテインメント界に入り、大手芸能プロダクション2社でマネージャー、プロデューサーとして活躍。多くの人気モデルやタレントを発掘育成。2016年に株式会社アイビー・エンタテイメントを設立。音楽や映画に関わる仕事をするかたわら、多方面にビジネスを展開。6月にミセス・オブ・ザ・イヤーhttps://mrs-of-the-year.com/を設立。

次のページへ (3/3) プロ目線で語った西村紗江子さんの別カット
1 2 3
あなたの“気になる”を教えてください