難しいアルコール依存症の克服 ヘンリー王子、元「ビートルズ」、自殺した俳優も…

競泳のマイケル・フェルプスは克服して金メダル獲得

 アルコールの魔力はスポーツ選手をも襲っている。サッカーの元アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナ(59)は、2007年、アルコール中毒の解毒治療のため緊急入院。世界中のサッカーファンに衝撃を与えた。マラドーナはそれまでに2度も薬物の過剰摂取で入院。その後、精神科に転院し依存症の治療を受けた。克服できたかは不明だ。

 五輪通算獲得金メダル28個の記録をもち、“水の怪物“といわれた米競泳のマイケル・フェルプス(35)は、12年のロンドン五輪後、もっとも得意だった200メートルバタフライで金メダルを逃した後悔から深刻なうつ病に陥り、アルコールとギャンブルに逃避した。14年、酒気帯び運転とスピード違反で現行犯逮捕されたが、そこで目が覚めた。更生施設に入院しセラピストの治療を受け克服。16年、リオデジャネイロ五輪では見事、200メートルバタフライなどで金メダル5個と銀メダル1個を獲得した。

ヘンリー王子は14歳で依存症に…!

 王族では、イギリスのヘンリー王子がかつてアルコール依存症だと報じられたことがある。酒を飲み始めたのは、なんと11歳の頃。14歳で依存症に陥り急性アルコール中毒で入院したというから驚きだ。ママっ子だったヘンリー王子が、母・ダイアナ妃を交通事故で突然なくしたのは12歳のとき。アルコール依存症に陥ったのは、父・チャールズ皇太子から再婚相手のカミラ夫人を紹介された頃……と酒に溺れた時期と重なっている。父親の命令で更生施設に送られたこともあるが、その後も泥酔してパパラッチと乱闘騒ぎを起こしている。いつ頃から飲酒をコントロールできるようになったかは不明だ。

 米国のドナルド・トランプ大統領(74)は、実は酒もタバコもやらない。8歳年上の兄フレッド・トランプ・ジュニアの影響だ。実は長男のフレッドは、父親の興した不動産開発会社を継ぐことを期待されたがパイロット志望で、父親や弟ドナルドに会社を継ぐよう説得されるうち、精神的に追い詰められ酒量が増加。アルコール依存症の悪化で、43歳で亡くなっている。

 アルコール依存症経験者はほかにも俳優ジョニー・デップ、ベン・アフレック、メル・ギブソン、女優エリザベス・テイラー、デミ・ムーア、ギタリストのエリック・クラプトン、小説家スティーブン・キングなど枚挙にいとまがない。才能あふれるアーティストも、ハードな練習に耐えられるスポーツ選手も、アルコールをコントロールできることとは関係がないのだ。

トップページに戻る

1 2
あなたの“気になる”を教えてください