CPU対戦では無双もオンラインでは惨敗…敗因を自己分析 パワプロのプロテストに挑戦

オンラインを勝ち抜いても、12球団を背負って戦うプロの世界は厳しい。
オンラインを勝ち抜いても、12球団を背負って戦うプロの世界は厳しい。

オンライン予選では全く勝てず…敗因を自己分析

 そう偉そうに書いてはきたが、オンライン予選では全く勝てなかった。友人とオフラインで対戦したり、CPUと対戦するモードでは無双してきたのに……。敗因を自己分析すると、単純な技術不足の他にもいくつかの理由が見えてきた。まずは、オンライン環境に慣れていないことだ。どうしても発生してしまうラグに戸惑ってしまい、普段なら空振りしないボールに手を出してしまったり、落下点を見誤ったりと凡ミスを連発してしまった。さらに、オンライン環境=画面の向こうの見知らぬ誰かとの対戦にも不慣れだったことを悔いている。人の配球には絶対に“クセ”がある。それを短い時間で見抜き、打ち崩していくことができるかどうかは激戦を突破できるかどうかに繋がるのではないだろうか。

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 昨季、「eBASEBALL プロリーグ」を取材して痛感したことがある。それは、オンラインで実力を発揮できる人がそのままプロで活躍できるわけではないということだ。プロプレイヤーになれば、試合はオンラインでも視聴できるが、もちろんステージに上がり、そのプレイでファンを楽しませることになる。ファンが固唾をのんで見守る会場の緊張感、そして球団を背負うプレッシャーは計り知れず、オンライン上では体験しえない要素がのしかかる。それがプロリーグなのだ。同じプロプレイヤーたちからあがる「オンラインでは強いのに」「簡単に負けてしまう選手ではないのに」という声が、プロの厳しさを物語っている。

 30日まで行われるオンライン予選を通過したプレイヤーたちは、オンライン最終選考会に戦いの場を移す。そこから「eドラフト会議」に進めるのは約40名。さらに、指名を受けプロプレイヤーになれるのは26名。28日現在で6000名以上が予選に参加していることを考えると、プロへの道がいかに果てしないかがわかる。プロ野球12球団のプライドをかけた色とりどりのユニホームに誰が袖を通すことになるのか、最後まで注目したい。

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