RIZIN、今年初の地上波Gタイム中継決定も日曜夜“激戦区”枠…榊原CEOに聞くその勝算

思ったより大人しい印象を受けた天心、皇治

 ここまでざっくりと会見の流れを解説したが、多少なりとも独特なやりとりが展開されたものの、私見では、思ったよりも大人しい印象を受けた。とくにもっと弾けているイメージがあった皇治も、今回の会見ではそこまであざとくはなく、少し拍子抜けしたと言っては言い過ぎかもしれないが、それもコロナ禍を意識したのだと思えば、やりすぎなくて正解だったような気もする。

 ちなみに囲み取材終了後、榊原CEOに単独で話を聞くと、視聴率に関して興味深い見解を示していた。

 というのは、会見上では明言を避けていたが、今大会の放送される時間帯は、他局でも人気番組がひしめく“激戦区”なのだ。平均視聴率が20%超を続けているTBS系ドラマ「半沢直樹」も同じ枠。最終回がいつになるかは発表されていないが、同じ日に放送される可能性もある。他局も日本テレビ系バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」など強力な布陣だ。

 そんな状況下にあるためか、榊原CEOは「そう考えると5%くらいじゃない?」と控えめな視聴率を予想。

 実際、昨年大みそかの視聴率は(4部構成に分かれ)平均視聴率3~5.2%を弾き出しているが、それを踏まえてなのか、榊原CEOは「天心VS皇治のところが8%なり9%かな。ちょっと難しいね。その試合がどこまで(試合時間を)伸ばせるか」との見立てを示す。

 榊原CEOに「半沢直樹」について感想を聞くと、こんな答えが返ってきた。

「本来なら我々、プロレス・格闘技界が見せないといけないものが全部詰まっている。歌舞伎役者を使うなんて反則でしょう(笑)。あの番組を見て、『スーツプロレス』って言っていた人がいたけど、まさにそうだなあと思って」

 今回の放送では、他番組に対し視聴率で“倍返し”といきたいところ。

 こうなったら天心でも皇治でも、朝倉未来でも、これ以上ないほどの衝撃の場面を描き出すなりして一矢報いてほしい。いや、格闘技だけに一撃を浴びせてほしいところだが……。

次のページへ (5/5) 皇治&那須川天心の2ショット
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