オートバックスセブンの賃貸ガレージハウス「BACSPOT相模原」完成見学会が14日から3日間開催され、神奈川・相模原の同所に希少な車やバイクが集結した。同社が手掛ける賃貸ガレージハウスは、東京・足立区の花畑、埼玉・朝霞に続き今回が3か所目。7室ある物件は竣工前から3室が契約済みとなるなど、好評を博している。

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　車好きの夢でもあるガレージハウス。「主役は車」をコンセプトとしたBACSPOT相模原では、愛車との大切な時間を過ごすためのこだわりが随所に詰め込まれている。担当者は「止められればいいというだけの車庫ではなく、より充実したカーライフを過ごしてほしい」と思いを語る。

「家なので当然リビングもありますが、入居者様にはできるだけ愛車の側で過ごしてほしいとの思いから、かなりゆとりのあるガレージとなっています。広い方の物件では一般的な乗用車2台分のスペースがありますが、車と一緒にお過ごしいただくため、基本は1台プラスαというご提案をさせていただいております」

　ガレージには中が見渡せる仕切りのついたホビースペースを設け、見せる収納やテレワークスペースなど、入居者によって思い思いの活用が可能。空調も完備しており、夏場や冬場でも部屋の中と変わらない環境で愛車を眺めることができる。また、ガレージ内の水道には純水器を取り付けており、カルキ汚れを気にせずに質の高い洗車を。肝心のセキュリティー面も万全で、全室標準設備としてホームセキュリティーを取り入れているほか、ガレージ内のカメラは遠隔操作でいつでもどこでも愛車の状態を確認できるという。

　居住スペースはLDKと1LDKの2タイプで、全室吹き抜けのロフトを完備しており、実際の間取り以上に開放感あふれる空間となっている。キッチンやトイレ、バスルームなどの水回りも充実の設備で、これといった不自由なく日常生活が可能だ。

「サラリーマンや個人事業主、役員など入居者様の属性もさまざまで、単身の方だけでなくご夫婦でという方もいる。セカンドハウスとして契約される方は半数ほど。家を購入する前に、実際にガレージのある生活を体験したいとご入居される方も多いです。また、入居者の約半数が車ではなくバイクのためで、これは参入するまで気付かなかった意外な需要でした。盗難被害が多発するなか、より被害に遭いやすいバイクを守りたいという方も多い。弊社が手掛ける賃貸ガレージハウスは3棟目ですが、花畑と朝霞は常に満室で、今回の物件も完成前に3室が契約済みという状況。まだまだ潜在的な需要があると感じます」

　居室は18～34平米の4タイプで、賃料は月々14万7000円～20万8000円。最寄のJR相模原線・原当麻駅からは徒歩5分、圏央道インターからは1.2キロという好立地だ。車好きの夢でながら手の届く価格帯とあって、今後も賃貸ガレージハウスの需要は高まりそうだ。