“乃木坂46×小室哲哉”新曲がグループ最大の配信ヒットに 異色コラボで起きた化学反応

人気アイドルグループ「乃木坂46」が7月24日に配信限定でリリースした「Route 246」が、ダウンロード・ストリーミングともに過去作を大幅に上回り、グループ最大の配信ヒットを記録している。

7月24日に配信限定シングル「Route 246」をリリースした乃木坂46
7月24日に配信限定シングル「Route 246」をリリースした乃木坂46

秋元康と小室哲哉が10年ぶりの共作

 人気アイドルグループ「乃木坂46」が7月24日に配信限定でリリースした「Route 246」が、ダウンロード・ストリーミングともに過去作を大幅に上回り、グループ最大の配信ヒットを記録している。

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 同曲は作詞を秋元康、作編曲を待望の“復帰”となる小室哲哉が手掛け、両名の約10年ぶりとなる共作ということでも大きな話題となっていた。

 7月29日発表のオリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキングによると、ダウンロード数は配信開始から3日間の集計で3万3391(3日時点では既に4万5000を突破)。西野七瀬や生駒里奈らOGが参加した配信限定シングルとなる前作「世界中の隣人よ」の3日間実績比1.9倍(オリコン調べ)となるスタートダッシュを記録した。

 またストリーミングの再生数は各ストアで桁が1つ増え、1週間で300万再生数を突破。こちらも前作比5.5倍に跳ね上がっている。

「乃木坂46」はこれまでにYouTubeでフルサイズのミュージックビデオを公開後、デジタル配信、その1週間後にCDリリースという流れが通例だった。ファンとの交流のため握手券をCDに封入し、コアファンの購入意欲を注いできた。だが今作の「Route 246」は配信限定かつコロナ禍ということもあり、主だったイベント施策は一切ない状態。

 YouTubeではいまだフルサイズは公開されずティザー編のみの公開であったり、“TKサウンド”に寄り添ったであろう衣装やビジュアルの大胆なイメージチェンジが反響を呼んでいる。

 こういった戦略が配信ヒットの要因に繋がっている事も考えられるが、特にストリーミングの数値を見れば一目瞭然。普段「乃木坂46」のリーチが届いていない層まで浸透しており、楽曲自体が評価されていることが裏付けられている。

 小室とタッグを組んだことにより、新たな道を切り開いた「乃木坂46」の躍進に注目が集まる。

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