パラ柔道金の瀬戸、表彰式の国歌で涙 その後のライバルたちの行動に「グッときた」「すごく神聖」

パリパラリンピック柔道男子73キロ級では瀬戸勇次郎(弱視)が金メダルを獲得した。表彰式で海外選手が見せた瀬戸への“敬意”がSNS上で話題になっている。

瀬戸勇次郎【写真:ロイター】
瀬戸勇次郎【写真:ロイター】

「瀬戸選手の涙は美しすぎた」

 パリパラリンピック柔道男子73キロ級では瀬戸勇次郎(弱視)が金メダルを獲得した。表彰式で海外選手が見せた瀬戸への“敬意”がSNS上で話題になっている。

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 瀬戸は東京に続いて2大会連続のメダルだった。決勝は背負い投げ、出足払いでわずか数秒で決着。強さを見せつけた。

 SNSで話題になったのは表彰式の場面だ。日本の国歌「君が代」を涙を流しながら歌い深く一礼した。

 涙が止まらなくなる瀬戸に最初に駆け寄ったのは決勝で対戦したジョージアのギオルギ・カルダニだった。カルダニは瀬戸の背中を優しく叩いて称えていた。その後、メダリストたちは壇上でお互いに握手を交わしていた。

 表彰式を見たユーザーからは「すごく神聖な表彰式」「かっけぇ」「おめでとう」「瀬戸選手の涙は美しすぎた」「すごくグッときた」「もらい泣き」「いい表彰台や」「めちゃくちゃ感動してしまった」などの声が寄せられている。

次のページへ (2/2) 【動画】涙する瀬戸にライバル選手達が見せた行動
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