杉良太郎に3つ目の永久委嘱 80歳の誕生日を迎え「やはり中身は老化していると思う」
俳優の杉良太郎が26日、都内の厚生労働大臣室で行われた「特別健康対策監の委嘱状の交付」取材会に出席した。
「特別健康対策監の委嘱状の交付」取材会
俳優の杉良太郎が26日、都内の厚生労働大臣室で行われた「特別健康対策監の委嘱状の交付」取材会に出席した。
杉は、2012年から肝炎対策国民運動特別参与、20年から健康行政特別参与として肝炎対策に加えて、その他の健康行政における課題においてもあわせて啓発活動に積極的に取り組んできた。これまで長期にわたって健康行政に多大な功績があることから、委嘱期間を定めずに「特別健康対策監」に就任することになった。
厚生労働大臣室を訪問した杉は、武見敬三大臣に肝炎をはじめとする健康に関する啓発活動の状況の報告。武見大臣は謝辞を述べると、杉に特別健康対策監委嘱状を交付した。
杉は、法務省・特別矯正監、警察庁・特別防犯対策監の永久委嘱となっており、これが3つ目の永久委嘱。囲み取材に応じて、「厚労省も永久委嘱になったわけなのですが、がんじがらめになっちゃった感じですね。健康に気を付けてやれる範囲で、やるからには一生懸命にやらなければならないと感じました」と意気込み。
今後の活動については、「今やっているプロジェクトは強く推し進めていきたいと思っています。今までは、日本国内だけだったのですが、海外にも健康を輸出した」と言及。「(日本は)高齢化が進んでいる国という印象が強かったので、いい印象を与えなかった。日本として元気で長生きの国というのをアピールしていけたらなと思っています」と力強く語った。
14日に80歳の誕生日を迎え、「70歳とは違うね。自分の体でよく分かります」と苦笑。「人には『見た目はそんな歳とは思えない』と言われますけど、やはり中身は老化していると思う。気弱にならないために1週間に2回くらいはジムに行って筋肉をつけています」と明かしていた。