山崎賢人、主演の「劇場」が公開同日に配信スタート 「こんな時期だからポジティブに」

行定監督も「いろいろと悩んだが、この形でお見せすることができてよかったと思う」

 これを観た山崎も「まゆちゃんとは同い年。頼もしい女優さん。二人で芝居ができて楽しかった。これからも映画界を盛り上げていきたい、と思います。こういう時期だからこその伝わり方(公開と配信)がある。全世界の人に伝わっていけばいい」といい、行定監督も「いろいろと悩んだが、この形でお見せすることができてよかったと思う。全世界の人に届くことがうれしい。今まで、当たり前に劇場で公開され、舞台あいさつできたことが実は当たり前じゃないんだ、と気づいた。僕はこの日を絶対に忘れないと思います」と喜びを噛み締めていた。

 司会からの「心地いい場所は?」との質問には、山崎は「家ですね。さらに居心地よくなるように努力しました。掃除と部屋が広くなるように工夫し、カーテンの色を変えたり、植物を置いて、自然を感じられるようにしました」。行定監督は「映画館ですね。つい寝ちゃった映画もあるけど、寝ようと決めて寝る時の心地よさがある」と映画愛を口にした。

 最後に、山崎は「このような世の中で劇場公開と同時配信ですが、こういう時期だからこそ、ポジティブにいきたい。『劇場』の二人も、どうしようもない時間、自分の愚かさがあるからこそ、人とは違う景色があった。映画を観て、大切な人に対して思いを振り返ってほしいです。今日はこういう機会を持ててうれしいい」と締めた。

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