俳優の鈴木福が22日、都内で行われた『鈴木福 フォトエッセイ 笑う門には福来る 20年間の笑顔と感謝』発売記念イベントに出席した。

　6月17日に20歳を迎えた鈴木。この日はおもちゃのビールジョッキ片手に乾杯だったが、20歳になって何種類かお酒を飲んだというと「まだあまり味は好きではないですね。ビールもまだ苦くて得意ではないです」と苦笑い。それでも「シャンディ・ガフみたいなのだったら飲めるんですけれどね。いまはお酒へのトレーニングや興味で飲んでいる感じ」と語る。

　まだまだお酒の味は苦手だという鈴木だが、「なんとなくですが意外と飲めそうな感じはするんです」と期待を口にすると「飲み慣れていないということを自覚しながら飲んでいきたいです」と笑顔。それでも「飲もうと誘ってくださる方がたくさんいるんです」と明かすと、本書でも対談している亀梨和也や、俳優の杏とはすでにお酒の約束をしているというと、鈴木が出演していた『マルモのおきて』で共演した阿部サダヲなどからも20歳のお祝いが届いたといい、「皆さんで飲めたらいいですね」と笑顔を見せていた。

　本作は、知られざる生い立ち、「子役」であることへの葛藤、心ない批判に対する向き合い方など、あまりにも濃い20年間の人生を、どのように向き合い、どのように乗り越えてきたか、約3万字におよぶ真っ直ぐな言葉で綴られたフォトエッセイ。メディア初登場となる両親や、亀梨和也との対談も掲載されている。