FANTASTICS木村慧人主演ドラマに石川恋、中山ひなの、桜田通が出演 木村と歪んだ四角関係に

俳優の石川恋、中山ひなの、桜田通が6月11日スタートのTBS系連続ドラマ『さっちゃん、僕は。』(火曜午後11時56分)に出演することが7日、発表された。

『さっちゃん、僕は。』の出演者が決定【写真:(C)『さっちゃん、僕は。』製作委員会】
『さっちゃん、僕は。』の出演者が決定【写真:(C)『さっちゃん、僕は。』製作委員会】

6月11日スタートのTBSの深夜ドラマ『さっちゃん、僕は。』に出演

 俳優の石川恋、中山ひなの、桜田通が6月11日スタートのTBS系連続ドラマ『さっちゃん、僕は。』(火曜午後11時56分)に出演することが7日、発表された。

 FANTASTICS木村慧人を主演に迎え、その過激な内容で話題となった朝賀庵による漫画『さっちゃん、僕は。』を実写化。木村演じる主人公・片桐京介と地元に残してきた彼女、隣に住む人妻、そしてその夫、4人それぞれの歪んだ愛が絡み合う、裏切りから始まる、純愛と破滅のラブストーリーだ。このたび、京介と歪んだ四角関係になる3人のキャストが発表となった。

 中山が演じるのは小山内早智(おさない・さち)。上京した京介と交際中で、地方の大学に通う、通称“さっちゃん”。明るく献身的な性格で、一途に京介を想っている。遠距離恋愛になり京介と手紙のやりとりをはじめる。本作が連続ドラマ初出演となる中山。舞台『迷子の二人』(2018年)で主演を務めデビューを果たした若手俳優。これまでKBC九州朝日放送『福岡恋愛白書17 おはようマドンナ』(22年)に出演したほか、短編映画「あめとひなた」(21年)では、かごしま平和映画祭で主演女優賞を受賞するなどその演技力に注目が集まっている。

 石川は国木田紫乃(くにきだ・しの)を演じる。京介が住むアパートの隣人。どこか冷めた印象で、儚く闇がある美しい人妻。夫の出張が多いため、本宅に戻らず1人で部屋を借りて暮らしている。ある日、京介を自分の部屋に招き入れて関係をもったことで、すべての歯車が狂いだす。演じるのは、連続ドラマ『猫カレ -少年を飼う-』(23年/BS朝日テレ東)で主役を務めたほか、数多くのドラマや映画に出演している石川。本作では京介を誘惑し、翻弄する強烈なキャラクターを演じる。

 桜田は国木田要(くにきだ・かなめ)役。紫乃の夫。出張が多く、紫乃とは離れて暮らしていることも多い。紫乃をとても大事に思っているがゆえに、異変に気が付く。『コーヒー&バニラ』(19年/MBS)ほか、数多くの映画やドラマ、舞台で活躍し、23年にはデビューシングルをリリースして、アーティストとしてメジャーデビューも果たした。

 以下、石川恋、中山ひなの、桜田通のコメント全文。

○中山ひなの

「オーディションを受けるときに原作を読ませていただいて、さっちゃんはピュアで、一途に京介くんを思い続けているかわいらしい女の子だなと思いました。さっちゃん役に決まったときは本当にうれしかったです。実際に撮影がスタートすると、撮影の合間もずっと笑いが絶えない平和でとても良い現場です。この作品は第1話からものすごいスピードで話が展開していくので、目が離せないこと間違いなしです! それぞれの視点から物語を見ていただけると思うので、ぜひ何回も見てください。よろしくお願いします」

○石川恋

「原作を読んだときに、それぞれのキャラクターに少しずつ欠けているところがあると感じ、自分の中にもきっと欠けている部分があるんだと思いました。この作品を通じてそういう部分をさらけ出してみたいと思い、すごく悩みましたが、この役のオファーをお受けしました。紫乃は夫の要とうまく向き合えずに、京介を悪い方向に引っ張っていってしまうのですが、寂しがり屋で不器用な女性だと思います。人と向き合うことを少し避けてしまったことで、こんなにもボタンの掛け違いが起き、回を追うごとにそれが悪い方向に転がっていってしまうという4人が見どころだと思います。楽しく見ていただければと思います!」

○桜田通

「原作も読ませていただきましたが、不倫が題材の作品がたくさんある中で、自分が出会ったことのない設定や、物語での人物の重なり方など、まだこんなに引き出しがあることに驚かされました。様々な登場人物の感情が混ざり合い、本当に見たことのない作品になっていると思います。僕が演じる要は仕事が忙しく、それでも自分の妻である柴乃のことをすごく大切に思っている非常に素敵な男性だなと思います。要がどのようにこの3人の物語に絡んでいくのか、悩みながら演じていますが、がんばりますのでぜひ見てくださったらうれしいです!」

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