【RISE】メインのタイトル戦はまさかの1R無効試合 偶然のバッティングで志朗が鼻骨折

メインイベントの王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)と挑戦者・田丸辰(TRY HARD GYM)の一戦はまさかのノーコンテストとなった。

メインイベントはノーコンテストで決着【写真:山口比佐夫】
メインイベントはノーコンテストで決着【写真:山口比佐夫】

格闘技イベント「ABEMA presents RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)メインイベント、RISE世界バンタム級(55キロ)タイトルマッチ、3分×5R無制限延長R

 メインイベントの王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)と挑戦者・田丸辰(TRY HARD GYM)の一戦はまさかのノーコンテストとなった。

 志朗は昨年3月にディーゼルレック・ウォーワンチャイとの王座決定戦を制しベルト戴冠。田丸が制した「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」に出場していたが準決勝でクマンドーイ・ペッティンディーアカデミーに判定で敗れていた。

 一方の田丸は昨年8月に「RISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメント」を制して王者になったばかり。現在6連勝中の絶好調のファイターだ。

 1Rはお互いにジャブを突き合い、一瞬も見逃せない探り合う展開が続いていたが、終了間際にアクシデントが発生。田丸の頭が偶然、志朗の鼻付近に直撃した。

 志朗は表情ひとつ変えずに2Rに向かったが右の鼻から出血が。レフェリーが試合をいったん止め、ドクターチェックへ。約2分間、志朗の鼻から流れる血が止まらず、ドクターは続行不可能と判断しまさかの形で試合が終わってしまった。

 会場では「ドクターチェックの結果、志朗選手の鼻は折れてしまっています。よって続行不可能というドクターの判断になりました。この試合はノーコンテストとなります」とアナウンスされていた。

次のページへ (2/2) 【動画】バッティングの瞬間
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