『不適切にも』注釈テロップ3連発 未成年飲酒に職業への偏見…ネットもツッコミ「これだから美容師って」

俳優の阿部サダヲが主演を務めるTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(金曜午後10時)の第7話が8日に放送され、おなじみとなっている“お断りテロップ”が盛りだくさんだった。

“エゴサ”を試みた小川市郎(阿部サダヲ)【写真:(C)TBS】
“エゴサ”を試みた小川市郎(阿部サダヲ)【写真:(C)TBS】

第7話で17歳の純子が“飲酒未遂”

 俳優の阿部サダヲが主演を務めるTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(金曜午後10時)の第7話が8日に放送され、おなじみとなっている“お断りテロップ”が盛りだくさんだった。

 同作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディー。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 渚(仲里依紗)に連れられ美容室に来た純子(河合優実)は、美容師のナオキ(岡田将生)と出会う。一方、純子を送り届けた渚は、カフェで市郎(阿部サダヲ)と羽村(ファーストサマーウイカ)とのリモート会議に参加。台本の締め切りが迫る江面(池田成志)のドラマについて話し合っていた。

 ここで、実際に“エゴサ”をしてみた市郎は、自身への酷評意見を目の当たりにしてスマホにブチギレ。このシーンでは、「この主人公は1986年から時空を超えて来たため現在では不適切な発言を繰り返します 言語表現の時代による変遷を描くというこのドラマの特性をご理解の上ご鑑賞下さい」とテロップが入った。

 その後、純子はナオキからデートに誘われたことを渚や市郎、犬島ゆずる(古田新太)に告げた。市郎は「男のくせに美容師? ろくなもんじゃねえよ、チャラチャラしやがって」と突き放すと、ゆずるも「同感です、お義父さん。ディスコの黒服の方がよっぽど地に足ついています。社員寮もあるしな!」と声を荒げた。このシーンでは「あくまで昭和における個人の価値観です」と再びテロップが表示されていた。

 また、純子はナオキとの江の島デートでいい雰囲気に。ディナーに訪れたレストランで食事とワインを注文。昭和生まれではあるものの17歳の純子が「ちょっともらう」と発言すると、ここで3度目となるテロップ「20歳未満の飲酒は法律で禁じられています」が表示された。

 これらのシーンに、SNSでは「おうおう未成年だぞ」「純子ちゃん、未成年で飲酒はアカンよ…」「これだから美容師って…(偏見)」「女子高生に手を出す美容師、しかも岡田将生、やばすぎる」「エゴサ怖ぇ~よ!」「エゴサとアンチによる副作用」などの声が上がっていた。

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