清原果耶、『読売演劇大賞』で新人賞を受賞 初舞台で栄誉「こうして形になると感動」

俳優の清原果耶が27日、都内で行われた『第31回 読売演劇大賞』の贈賞式に出席。トロフィーを受け取ると「すごく緊張しています」と胸を押さえながら、「このような賞をいただきまして、誠にありがとうございます」と感謝を述べた。

贈賞式に出席した清原果耶【写真:ENCOUNT編集部】
贈賞式に出席した清原果耶【写真:ENCOUNT編集部】

舞台『ジャンヌ・ダルク』での演技が評価

 俳優の清原果耶が27日、都内で行われた『第31回 読売演劇大賞』の贈賞式に出席。トロフィーを受け取ると「すごく緊張しています」と胸を押さえながら、「このような賞をいただきまして、誠にありがとうございます」と感謝を述べた。

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 演劇文化の振興のため1992年に創設された『読売演劇大賞』。選考委員のノミネート、投票委員の投票と2段階をへて、作品、男優、女優、演出家、スタッフの5部門の年間最優秀賞のほか、杉村春子賞や芸術栄誉賞などを選出・表彰する。

 新人賞にあたる杉村春子賞を受賞した清原は、昨年上演された舞台『ジャンヌ・ダルク』での演技が評価された。本作が初舞台にして初主演だった。

 ブラックドレスで登壇した清原は、「役として生きた日々はかけがえのないもの。演出の白井晃さんをはじめとする舞台制作に携わってくださった、たくさんのスタッフさん、初舞台で毎日足を震わせながら怯える私を励まして背中を押してくれたキャストのみなさん、そして劇場に足を運んでくれたみなさんのおかげで貴重な経験をさせていただけました。心からの感謝でいっぱい」と伝えた。

 初舞台は「本読みから千秋楽まで、毎日猛勉強の日々。でもそれが楽しくて、舞台がこうして形になっていくんだと感動したのを今でも覚えている。これがきっと演劇の深みであり、楽しさなのだと自分なりに感じました」と充実の日々を回想。「またいつか、舞台に挑戦させていただける日が来たら、そのときは私のすべてをかけたい」と再挑戦に意欲的だった。

 同賞のプレゼンターは、昨年受賞した大原櫻子が担当。「キャスト総勢110人を超える巨大なカンパニーの先頭に立ち、初舞台にして初主演という大役を担った清原さんは。まさにジャンヌ・ダルクのような気持ちで舞台に立ち向かったのではないか」と話し、清原にトロフィーを手渡した。

◆「第31回 読売演劇大賞」最優秀受賞作・受賞者

最優秀作品賞…「人魂を届けに」(イキウメ)
最優秀男優賞…山西惇
最優秀女優賞…池谷のぶえ
最優秀演出家賞…藤田俊太郎
最優秀スタッフ賞…松井るみ

杉村春子賞…清原果耶
芸術栄誉賞…松本白鸚
選考委員特別賞…中村芝のぶ

次のページへ (2/2) 【写真】プレゼンターを務めた大原櫻子と顔を見合わせた清原果耶
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