【BreakingDown】“空手家”が少林寺拳法を圧倒 ダンチメン・あつき、バンタム級T決勝へ

格闘技エンターテインメント「BreakingDown 11」(東京・プリズムホール)が18日、行われている。第8試合ではバンタム級トーナメント準決勝が行われ、ダンチメン・あつきが山川そうきに判定勝ちを収めた。

ダンチメン・あつき(右)が山川そうきを下す【写真:山口比佐夫】
ダンチメン・あつき(右)が山川そうきを下す【写真:山口比佐夫】

29試合目に決勝

 格闘技エンターテインメント「BreakingDown 11」(東京・プリズムホール)が18日、行われている。第8試合ではバンタム級トーナメント準決勝が行われ、ダンチメン・あつきが山川そうきに判定勝ちを収めた。

 空手歴20年の“空手家”ダンチメンは同トーナメント1回戦でとしぞうと対戦。延長までもつれ込み判定勝ちを収め準決勝に駒を進めた。

 少林寺拳法の使い手・山川はBreakingDown4から参戦しているいまや古参ファイター。1回戦は秋元優也をKOするアップセットを起こし、トーナメントに生き残った。

 一方的な展開だった。ダンチメンは空手譲りの打撃で1分間、近距離から攻め続ける。対する山川は防戦一方。体を曲げ、ボディーを守るのに精一杯だった。

 ジャッジ全員がダンチメンを支持。ダンチメンはこの日の29試合目に行われる決勝に進むことになった。

 準決勝で姿を消すことになった山川はケージを後にすると、悔しさから涙を流していた。

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