赤楚衛二、フジ連ドラ初主演 巨大病院と闘う記者役に「人が変わっていく過程を見守って」

俳優の赤楚衛二が4月11日にスタートするフジテレビ系連続ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(木曜午後10時、初回15分拡大)で同局の連続ドラマで初主演を務めることが16日、発表された。

赤楚衛二【写真:(C)フジテレビ】
赤楚衛二【写真:(C)フジテレビ】

4月11日スタート

 俳優の赤楚衛二が4月11日にスタートするフジテレビ系連続ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(木曜午後10時、初回15分拡大)で同局の連続ドラマで初主演を務めることが16日、発表された。

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 本作は巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンスだ。

 赤楚が演じるのは、日本屈指の巨大病院「天堂記念病院」の理事長の息子・天堂海斗(てんどう・かいと)。海斗は父親との仲たがいをきっかけに、医師にはならず、出版社で週刊誌の記者として働いていた。日々、仕事に追われながらも、プライベートでは順調に交際が進んでいた恋人へプロポーズをしようとしていた。だが、プロポーズ直前、父親が事件に巻き込まれたと聞き、疎遠になっていた「天堂記念病院」へ足を運ぶことになる。そして、その事件をきっかけに、父親の真意を知った海斗は、過去に父親と交わした大切な約束を思い出す。

 一方、父親が残した「天堂記念病院」にはさまざまな問題が隠されており、理事長の座を狙って権力争いも起きようとしていた。海斗は「欲望」の塊で食い尽くされた「天堂記念病院」から、父親が築き上げてきた大切なモノを取り返すため、愛する人を守るため、巨大病院の権力争いと闘うことを決意する……というストーリー。

 赤楚は、連続ドラマ単独初主演を務めた『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京)が大ヒット、世界中に配信され大旋風を巻き起こし、日本はもちろんのこと、アジア圏を中心に海外でも熱狂的なファンを生み出した。また、近年では、『SUPER RICH』(フジテレビ系)や朝ドラ初出演を果たしたNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』、フジテレビ開局65周年特別企画『風間公親-教場0-』などの好演も記憶に新しい。そして、『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)や昨年8月より世界配信されたNetflix映画『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと』では主演を務め、さらに7月26日公開の映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』では、坂本龍馬役での出演も決定しており、今大注目の若手俳優の一人だ。

 今まで好青年な役や硬派な役、無邪気で人懐っこい役などで視聴者の心をつかんできた赤楚が、本作で魅(み)せるのは、愚直ながらも無鉄砲な一面を持つ主人公・海斗。物語が進むにつれ、巨大病院の権力争いに巻き込まれた海斗の心は激しく揺さぶられ、海斗の人生は少しずつ狂い始める……。

 なお、本作はオリジナルドラマで、制作はコンテンツスタジオのstoryboardが担当する。企画は、『好きな人がいること』(フジテレビ系)や『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)、『グッド・ドクター』(フジテレビ系)、『30までにとうるさくて』(ABEMA)、『教祖のムスメ』(毎日放送ほか)などを担当した藤野良太氏。また演出は、『好きな人がいること』(フジテレビ系)や『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)、『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)、『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系)などを手がけた金井紘。藤野、金井ともに数々のサスペンスドラマや医療ドラマ、ラブストーリーなどの大ヒット作を生み出してきた実力派スタッフが手がける。

 そして、プロデューサーはフジテレビのドラマ・映画制作部の中で最年少プロデューサーとして注目を集める足立遼太朗氏が務める。足立氏は、フジテレビドラマ枠「火曜ACTION!」で放送された『僕たちの校内放送』でプロデューサーデビューを果たしている。

台本を絶賛「最後の最後で“え!”っていう展開が続く」

 赤楚のコメントは以下の通り。

○赤楚衛二

――本作の出演オファーを受けた時の感想は。

「木曜劇場の枠は、以前一度『SUPER RICH』で出演させて頂きましたが、またこうして呼んで頂けてうれしいです。また、この作品は復讐劇になりますが、見るのも演じるのもすごく好きなので、そう言った意味でも今回の出演を頂けて本当にうれしかったです。そして、フジテレビさんの連ドラの主演は初めてですが、皆さんと切磋琢磨(せっさたくま)しながら、仲良く、楽しく撮影ができればな、と思っています」

――台本を読まれて、作品全体の印象は。

「展開がとにかく早くて、読み進む手が止まらなかったです。本当に面白かったです。毎話、最後の最後で“え!”っていう展開が続くので、見て頂ける方には飽きさせない作品になっていると思います」

――ご自身の役(天堂海斗)について。

「父親との確執がありつつも、それなりの幸せを手に入れて、普通に生きている男の子です。でも、ちょっとクレバーな所もあると思います。人との距離感や見方など……どう動けばいいのか、割と俯瞰(ふかん)で見えているキャラクターなのかな、と思っています」

――役作りで意識している点はありますか。

「すごく難しいのですが、海斗は物語が進むにつれ、さまざまな変化が起きます。先の台本まで読みましたが、あまり先のことは意識しすぎず、今、その瞬間、どういうことが起こっているのか、ということを感じながらお芝居をしたいと思っています。また、海斗の変化に合わせて、まずは体型やビジュアル的なところを意識して変えていこうと思っています」

――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージを。

「この作品は、復讐劇だけでなく、恋愛要素やサスペンス要素もあり、さまざまなジャンルが混じっている作品です。その中で特に、“人の醜さ”や“欲望”にフォーカスを当てている作品なので、そこをあらわにした人間が、その後、どう変わっていくのか……ここがポイントになってくると思います。是非、皆さんには誰もが持つ“欲望”が芽生えた時、人はどう変わっていくのか? その過程を見守って頂けたらな、と思います。そして、次から次へと降りかかる展開にドキドキしながら楽しんで頂きたいです。僕もビジュアルをはじめ、いろいろな意味で変化していく海斗を全力で演じ切りたいと思っていますので、是非、ご覧下さい!」

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