塚地武雅、次期朝ドラで“シュッとしてない”法律事務所代表「普段通りに」 新キャスト7人発表

NHKは25日、俳優の伊藤沙莉が主人公・猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる2024年度前期連続テレビ小説『虎に翼』の新たな出演者が決まったと発表した。発表されたのは、舞台となる明律大学で、寅子が仲間と切磋琢磨(せっさたくま)しあいながら、法を学ぶ中で出会う人々。塚地武雅、筒井真理子、田中要次、中村育二、朝ドラ初出演の高橋努、小林涼子、安藤輪子が出演するという。

雲野六郎を演じる塚地武雅【写真:(C)NHK】
雲野六郎を演じる塚地武雅【写真:(C)NHK】

伊藤沙莉が主演する24年度前期連続テレビ小説『虎に翼』

 NHKは25日、俳優の伊藤沙莉が主人公・猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる2024年度前期連続テレビ小説『虎に翼』の新たな出演者が決まったと発表した。発表されたのは、舞台となる明律大学で、寅子が仲間と切磋琢磨(せっさたくま)しあいながら、法を学ぶ中で出会う人々。塚地武雅、筒井真理子、田中要次、中村育二、朝ドラ初出演の高橋努、小林涼子、安藤輪子が出演するという。

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 物語は日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルに、日本で初めて法曹の世界に飛び込んだ一人の女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決されていく爽快感を一緒に味わえるリーガルエンターテインメント。

 塚地は寅子が働くことになる雲野法律事務所の代表・雲野六郎を演じる。人情に厚く、いつも依頼をタダ同然で受けてしまうので事務所の経営は苦しい設定。

 塚地は「弁護士といえど、シュッとしてない庶民派の男というキャラクターなので役作りすることなく無理なく普段通りに演じられそうです(笑)。頼まれると断れない男。タダ同然の依頼も引き受ける困った代表です。でもそれはお金より人を守りたい気持ちの表れ。役では猪爪寅子を支え、裏では伊藤沙莉ちゃんを支えられるよう頑張りたいと思います」とコメントした。

 筒井は寅子の大学の同級生である桜川涼子(桜井ユキ)の母・桜川寿子を演じる。夫・侑次郎を婿に迎え、桜川家を存続させた女性。娘・涼子にも自分と同じように婿を取り、家を守ってくれることを望んでいる人物。

 筒井は「お話を頂いたとき、お酒に溺れる男爵夫人役ということで『NHKの“朝ドラ”でこんな激しい役ができるとは』と心が躍ると同時に『脚本に泥酔って書いてあるけど、どこまで演じていいのかしら』と慎重にもなりました。ですが撮影に入ると監督が『いくらでもどうぞ』と手を広げて受け入れてくださってホッとしました」とコメント。

 また、田中は「傍聴マニア」で寅子たちと法廷でたびたび顔を合わせる笹山を演じる。「笹寿司」の主人で寿司職人。寅子を娘のように思い、応援している設定。

 田中は「裁判の傍聴に来た寅子と出逢う、傍聴マニアの寿司職人という妙な設定の笹山役を頂き、シナリオを読んで最初に思い浮かべたのは『天才バカボン』に出てくるレレレのおじさんでした。衣装を決められて間違いないと思いましたが、今後、笹山にも何か事件が起こるのでしょう? 今のところは多彩な俳優陣の裁判シーンを楽しませてもらっています。まさに傍聴マニアになりました」とコメントした。

 中村は涼子の父・桜川侑次郎を演じる。桜川家への入婿で、妻・寿子より立場が弱い。涼子の将来には放任主義の姿勢を見せる設定。

 高橋はゴシップ記事のネタを常に探す新聞記者・竹中次郎を演じる。女子部の寅子たちのことも皮肉に書き立てる。各界に通じている事情もあり、時に寅子に忠告することも。

 小林は寅子の先輩となる女子部一期生のリーダー的な存在の久保田聡子を演じる。率直な話し方でとっつきにくそうだが、後輩の面倒見は良い人物。

 安藤も女子部の一期生の中山千春を演じる。久保田とともに寅子たち後輩を歓迎する。人当たりが柔らかく、親切で、涙もろい女性。

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