LDHが次世代エンタメ活動を本格始動、8月以降にドーム規模の「ソーシャルディスタンスライブ」を計画
株式会社「LDH JAPAN」は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が全国で解除されて以降、LDHが独自に専門家で構成した「LDH新型コロナウイルス感染症対策専門家チーム」と感染防止対策などを慎重に検討した結果、ライブ・エンターテインメントを段階的に再開していくことを決定した。
複数のデジタル施策を本格始動 サイバーエージェントとコラボ
株式会社「LDH JAPAN」は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が全国で解除されて以降、LDHが独自に専門家で構成した「LDH新型コロナウイルス感染症対策専門家チーム」と感染防止対策などを慎重に検討した結果、ライブ・エンターテインメントを段階的に再開していくことを決定した。
LDHにとって、2020年は6年に一度の祭典「LDH PERFECT YEAR 2020」として、年間300万人以上のライブ動員を目標に、一年を通じて多くのライブを開催する予定となっていた。しかし、新型コロナウイルスの影響によって、2月26日に急遽中止となったEXILEのドーム公演をはじめ、開催を発表していた年内の全168公演に及ぶライブが中止に。苦渋の決断だったという。
コロナ禍でライブをはじめとするさまざまな活動が制限される中で、ファンに、最善を尽くしてLDHのエンターテインメントを可能な限り届けようと、アーティスト・スタッフ一丸となり、試行錯誤を重ねてきた。今回、次世代エンターテインメントの創造へ向けて、「いつでもどこでもLDHのエンターテインメントを楽しんでほしい」との想いで、1年以上前から準備を進めていた複数のデジタル施策を本格始動させ、再開することになった。
その一環として、大手IT企業の「株式会社サイバーエージェント」と昨年10月に設立した合弁会社「CyberLDH」では、新たな動画配信サービス「CL」を始動する。さらに、有料配信ライブ「LIVE×ONLINE」の開催、そして今年8月以降には「ソーシャルディスタンスライブ」の開催を計画するなど、引き続き“日本を元気に”というテーマのもと、新しいエンターテインメントを発信していくという。
第1弾は、大手IT企業・サイバーエージェントと合弁会社「CyberLDH」設立。新たな定額制動画配信サービス「CL」がスタート。6月15日プレオープン、8月1日にグランドオープンが決定。
第2弾は、LDHの新たなライブ・エンターテインメントである有料配信ライブ「LIVE×ONLINE」の開催が決定。7月2日からEXILE THE SECONDや三代目J SOUL BROTHERS、GENERATIONS、E-girlsらが続々登場する。「サイバーエージェント×LDH特別企画」第1弾は7夜連続「ABEMA」で独占生配信。
第3弾は、「ソーシャルディスタンスライブ」の計画。2020年8月以降にドーム規模での開催を検討している。これは日本政府から発表されているガイドラインに沿って、十分な感染拡大防止対策のもと、ソーシャルディスタンスでのライブ実施を検討中だ。現状、政府のガイドライン(段階的緩和措置)では8月1日からはドーム規模の会場においても収容人員最大50%の動員が可能となっており、来場者や地域の人々への安全を第一優先に考え、安全面の条件を整えたうえでの開催を慎重に計画しているという。詳細は後日発表予定だ。