7歳でAKB48にハマり、憧れのアイドルで王道を行く STU48岩田陽菜に広がる可能性

瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」は、新型コロナウイルスによる苦境を乗り越え、グループ結成4年目となる2020年のさらなる飛躍を目指す。メンバーが日替わりでオリジナル体操をする「みんなでSTU体操」など、支えてくれるファンとともにさまざまな試みを行うなか、メンバーは今、どのように過ごしているのか。今後挑戦したいことを含めて紹介していく。

岩田陽菜(C)STU
岩田陽菜(C)STU

萌え台詞、可愛い服を超越した“ブレない”アイドル観でファンを魅了

 瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」は、新型コロナウイルスによる苦境を乗り越え、グループ結成4年目となる2020年のさらなる飛躍を目指す。メンバーが日替わりでオリジナル体操をする「みんなでSTU体操」など、支えてくれるファンとともにさまざまな試みを行うなか、メンバーは今、どのように過ごしているのか。今後挑戦したいことを含めて紹介していく。

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「ザ・アイドル」

 岩田陽菜を一言で表現するなら、これ以上ふさわしい言葉はない。7歳の頃にAKB48にハマり、握手会やライブに足を運んでいるうちに“大好き”から“憧れ”へと変わった。「地元の山口県が活動範囲のSTU48に絶対に合格したい!」という熱意が実り、自身オーディション5回目の挑戦にして“アイドル岩田陽菜”が誕生した。

 夢を追い続けて自分の手でつかみ、ファン目線の理想像も知っているからこそ、岩田が持つアイドル観には一切のブレがない。“可愛さ100点満点”を追求し、キュートな笑顔でファンを魅了するのはもちろんだが、石田みなみらメンバーが口を揃えて「ずっとアイドル」と表現する理由を、副キャプテンの福田朱里が的確に説明してくれている。

「萌え台詞を言うからアイドル、可愛い服を着るからアイドルじゃなくて、自分が見てきた可愛いアイドルに憧れてSTU48に入ってきているから、そこに対する思いが人一倍強いんだと思います」

 そんな岩田はデビューシングル「暗闇」以降、4作すべてのシングルで選抜入り。AKB48の50枚目シングルカップリング曲「法定速度と優越感」(U17選抜)、54枚目シングルカップリング曲「最強ツインテール」(U16選抜)の選抜メンバーに名を連ね、56枚目シングルカップリング曲「モニカ、夜明けだ」でも「48グループNEXT12メンバー」として今村美月とともに選抜されるなど、AKB48グループ若手メンバーの中でも今後中心を担っていく可能性を秘めている一人だ。

「おうち時間」で料理に目覚めるメンバーが増えたなかでも、岩田の腕前はSTU48内でナンバーワン。オムライスやお菓子といった“王道”を外さないのはアイドルとしてブレない彼女らしいが、ほかにもレパートリーは多く、動画配信アプリ「SHOWROOM」でも料理配信を行っている。

 今後挑戦したいことに関しては、「ソロライブを含めて、アイドルとして多方面で活躍したいです。ほかにもモデルや声の仕事、いろんな雑誌に載れるようになりたいです」と思いの丈を語る。

 アイドルは夢と希望を与えるもの――。自然体にしてそれを体現している彼女が、「アイドル=岩田陽菜」と言われる日もそう遠くはないだろう。

□岩田陽菜(いわた・ひな)、2003年2月21日生まれ、山口県出身。STU48 1期生。「毎日可愛い自分でいること」をマイルールに掲げる“ザ・アイドル”。何事にも一生懸命取り組み、AKBグループ特別公演「仁義なき戦い~彼女たちの死闘編~」(2019年11月博多座)では、普段のイメージからは想像もつかない極道役を熱演。少しコミカルな演出にもチャレンジして会場を沸かせた。ニックネームは「ひなちゃん」。

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