『おっさんずラブ』続編で井浦新が“衝撃のボンヤリ系部下” 三浦翔平は“菊様”と呼ばれる店主

俳優の井浦新、三浦翔平が2024年1月5日から放送のテレビ朝日系連続ドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』(金曜午後11時15分)に出演する。

『おっさんずラブ-リターンズ-』に出演する井浦新(左)と三浦翔平【写真:(C)テレビ朝日】
『おっさんずラブ-リターンズ-』に出演する井浦新(左)と三浦翔平【写真:(C)テレビ朝日】

2024年1月5日から放送

 俳優の井浦新、三浦翔平が2024年1月5日から放送のテレビ朝日系連続ドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』(金曜午後11時15分)に出演する。

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“平成最後のピュアラブストーリー”と言われ、国内外で社会現象を巻き起こした『おっさんずラブ』から5年。続編『おっさんずラブ-リターンズ-』(全9話)では、アラフォーになった“はるたん”こと春田創一(田中圭)&牧凌太(林遣都)の“夢の新婚生活”が描かれる。

 また、春田と牧の新居には“家政夫”として黒澤武蔵(吉田鋼太郎)も乱入。“渡る世間は鬼ばかり状態”の嫁姑バトルがぼっ発。はるたんを巡る嫁姑バトルに加え、“好きだけじゃ、どうにもならないこともある”という誰もがぶち当たる問題の数々。春田と牧、そして武蔵が、まわりの人々を巻き込みながら、家族や結婚とは何なのか、新しい“愛のカタチ”を模索していく。

 井浦が演じるのは「天空不動産」東京第二営業所に中途採用でやってきて、“春田のはじめての部下”となる和泉幸。春田も頭を抱えるほどの“衝撃のボンヤリっぶり”を発揮する人物。いつもぽやぽやしていて、エクセルも扱えない、ポスティングの手際も悪い、ランチの買い出しを頼んだら意味不明なラインナップを買ってくる、挙げ句パンを焦がして火災報知機を鳴らしちゃう…… そんな和泉に、優しく仕事を教えることになるのが、年下だけど“係長”の春田。しかも、和泉はそんな春田の顔を見つめて涙をこぼすなど、まさかの情緒不安定。ただのポンコツ部下かと思えばどうやらそうでもないらしく、とにかく秘密が多く謎めいた男だ。

 吉田から「非常に好きな俳優・井浦さんが、そうくるか! というキーパーソンで登場します。どういう混乱が起きるのか、どんな化学反応が起きるのかが楽しみ。カオスになってほしい」と言われた井浦は「キーパーソンにキーパーソンって言われても… おそれ多いです(笑)いまは不安しかないですが、そういうときの方が楽しめたりするのでワクワク、ドキドキもしています」と話した。

 一方、三浦は、移動式おかかおむすび専門店「おむすびごろりん」の店主・六道菊之助を演じる。街ではそこそこ人気らしく、女性客から“菊様”と呼ばれており、種類はおかかおむすびのみ、サイズはトール、グランデ、ベンティから選べるという、謎の深いおにぎり屋さん。しかも、春田と牧の新居のお隣さんだと発覚する。

 三浦は「圭くんはお芝居でご一緒するのは初めて。『おっさんずラブ』の世界観に入った圭くんがどんなお芝居をされるのか…。そして鋼太郎さんと遣都くんとは一度共演しているんですけど、やっぱりこの世界観の中でご一緒したら、どれだけはっちゃけてくるんだろう…と、楽しみしかないです」と心待ちにしていた。

三浦翔平、オファーに「世界の中に入れるのが楽しみ」

 以下、2人のコメント全文。

○井浦新

――『おっさんずラブ‐リターンズ‐』のオファーを受けた時のお気持ちは。

「(真顔で)消えていなくなりたいくらいイヤでした!…… というのは冗談で(笑) 思い切り楽しめるな、と思いました」

――前作の『おっさんずラブ』(18年)はご覧になっていましたか。

「もちろん拝見していました。イチ視聴者としてすごく素敵な物語だなと思いましたし、撮影現場の“部活感”も作品から伝わってきていました。当時は、まさか自分が『おっさんずラブ』に参加できるとは想像もしていなかったのですが、どうやったらあの“部活感”の仲間に入れていただけるのか… 今はとても不安です(笑)」

――ほかのキャストの皆さんの印象や、これから始まる撮影で楽しみにいていることは。

「みんながゼロからのスタートではなく、すでに築き上げてこられた世界があって、それは僕自身も見ていた世界なので、そこにいる皆さんとお芝居ができることが、本当にとても楽しみです。共演経験のある方が多いので“いい意味でのやりづらさ”や、安心感など、いろいろな気持ちを感じながらやれそうだなと思いますし、いろいろなことが起こりそうで、それも楽しみです」

――吉田鋼太郎さんが「井浦さんはキーパーソンで、ほかのキャストとの化学反応が楽しみ」とおっしゃっていましたが、それを聞いていかがですか。

「キーパーソンにキーパーソンって言われても… おそれ多いです。始まる前からプレッシャーをかけるなんて、鋼太郎先輩はもう潰しにかかってきてるんだなぁと思いました(笑)。鋼太郎さんは共演経験があるとはいえ、死んでいる僕を鋼太郎さんが見ているという1シーンだけなんですよね(4月期火曜ドラマ「unknown」)。だからどんな温度で交われるのか一番イメージが湧かないので、不安しかないのですが、そういうときの方が楽しめたりするので、ワクワクする気持ちも大きいです。鋼太郎さんとのお芝居に、一番ドキドキしているような気がしています。

 翔平くんについてですか?…(真顔で)翔平くんのことはよくわからないので、特に印象もないんですが。頑張ってほしいなと思います(笑)」

――『おっさんずラブ‐リターンズ‐』の台本を読んだ感想をお聞かせください。

「台本を読ませていただいて、やっぱり素敵な世界だなぁと感じています。ファンの方々が待ち望んでいた作品だと思うんですが、そういった皆さんのこともきちんと考えて作られているなと思いました。最初の『おっさんずラブ』ときちんと繋がっている世界線なんですが、その中に自分や翔平くんのような新しい役どころがいるというバランスも素晴らしいなと思いました。貴島プロデューサーがこの作品を大事にしているからこそ、予定調和で終わらせたくないというような、この作品を内側から一回破壊しようといているなという思いを感じました。しかも、ただ壊すのではなく、翔平くんや自分が投入される“重さ”も感じました。

 和泉という役どころについては、まだ探っているところです。皆さんが作り上げてきた現場の世界観の中で、自分は心地の良いノイズや楽しいスパイスになれたらいいなと思います。面白いのは間違いないですから… ご期待ください!」

○三浦翔平

――『おっさんずラブ‐リターンズ‐』のオファーを受けた時のお気持ちは。

「『あのドラマをまたやるのか!』と、とても驚きました!今回、新キャストとして呼んでいただいたので、この『おっさんずラブ』の世界の中に入れるのが楽しみです」

――前作の『おっさんずラブ』(2018年)はご覧になっていましたか。

「もちろん見ていました。イチ視聴者として、本気でおじさんたちが恋愛しているのが面白くもあり、せつなくもあり、愛おしくもあり、すごく人間味のあふれているドラマだなと感じていました」

――ほかのキャストの皆さんの印象や、これから始まる撮影で楽しみにいていることは。

「圭くんとはお芝居でご一緒するのは初めてなので、『おっさんずラブ』の世界観に入った圭くんがどんなお芝居をされるのか、ご一緒するのが本当に楽しみです。鋼太郎さんと遣都くんとは一度共演しているんですけど、やっぱりこの世界観の中でご一緒したら、どれだけはっちゃけてくるんだろう…と、楽しみしかないですね。

 出来上がっているチームに参加するのが久々なので、心機一転、新さんと一緒に新しい風を吹かせられたらいいなと思っています。新さんは『あのときキスしておけば』では、元妻の魂が入った器の方の人でしたし、大河ドラマでは父上だし…(笑)。今回は“バディ”としてやらせていただくので、すごく近しい存在です」

――『おっさんずラブ‐リターンズ‐』の台本を読んだ感想をお聞かせください。

「僕が演じる菊之助は謎が多い役なんです。回を追うごとに正体が明らかになっていくんですが、“硬派”なイメージでやっていけたらと思っています。菊之助は序盤、おむすびを売りながらいろんな人と会っていくんですが、そんな中でも役が出来上がりそうだなと思っているのは、鋼太郎さんとのシーンです。鋼太郎さんは、どんな手で来るのかな…(笑)。

 そして、新さんとの関係もきっと変わっていくと思うので、新たなお芝居ができたらいいなと思っています。菊之助に関しては、まだまだ言えないことがたくさんあるんですが、“菊様”として、おむすび屋さんでおかかおむすびを売る人間として、頑張っていきたいと思います(笑)」

――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

「僕もやりながら楽しみたいですし、久々に腹を抱えて笑えるドラマになると思います。金曜ナイトドラマなので、週末に見ていただいて、また来週から頑張るぞという気持ちになってもらえたらうれしいです。コロナが落ち着いて、世界的にも笑顔になれる機会が増えてきたと思います。そんな中で、人に愛を与えられる作品になればいいなと思っています」

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