杉村太蔵、国会議員“ボーナス”満額支給に理解を求めるも岸博幸氏「太蔵君、それ絶対ダメ」

元国会議員のタレント・杉村太蔵が7日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。国会議員のボーナスにあたる期末手当について言及した。

杉村太蔵【写真:Getty Images】
杉村太蔵【写真:Getty Images】

民間のボーナスはリーマンショック以来最大の下げ幅との見方も

 元国会議員のタレント・杉村太蔵が7日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。国会議員のボーナスにあたる期末手当について言及した。

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 国会議員については、議員歳費2割削減を決めたが、ボーナスに当たる期末手当は満額支払われる見込み。ちなみに、昨年12月の期末手当は、国会議員1人あたり約324万円だった。

 この問題についてコメントを求められた杉村は「よろしくお願いしますよ、本当に」と言い、「お医者さんの給料を『カットしろ』なんて誰も言いませんね。同じように政治家も頑張っていますから。ちゃんとそれなりの報酬を確保するというのは、よろしくお願いします」と理解を求めた。

 コロナ禍で民間企業の今年の夏のボーナスが昨年比マイナス9.2%となり、リーマンショック以来最大の下げ幅となるとの見方もある。

 杉村の発言について、共演した元経産官僚の岸博幸氏は「太蔵君、それダメ、絶対ダメ」とダメ出しした上で、「政治家のボーナスの原資は、国民が払っている税金。その国民が苦しい思いをしている中で、ポーズでもいいから、私はいらないから、それを国民のために使おうと示すのが、本来、政治家のあるべき姿」と持論を述べた。

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