宮崎あおい、海外空港トラブルを“強行突破”「プリーズ」と「センキュー」のみで乗り切る

俳優の宮崎あおいが13日、クルーズ船「MSCベリッシマ」の船内で行われたNetflix映画『クレイジークルーズ』(16日配信開始)のスペシャルイベントに出席した。過去に海外の映画祭に参加し、日本へ帰国する際に生じたトラブルについて明かした。

スペシャルイベントに出席した宮崎あおい【写真:ENCOUNT編集部】
スペシャルイベントに出席した宮崎あおい【写真:ENCOUNT編集部】

遅れてきたマネジャーは「ルンルンで、お土産を」

 俳優の宮崎あおいが13日、クルーズ船「MSCベリッシマ」の船内で行われたNetflix映画『クレイジークルーズ』(16日配信開始)のスペシャルイベントに出席した。過去に海外の映画祭に参加し、日本へ帰国する際に生じたトラブルについて明かした。

 宮崎は「空港で私は、何も買い物がなかったので、(マネジャーよりも)先に搭乗口に行って待ってたんですけど、搭乗が予定より30分も前なのに『(搭乗受付を)締めます』となった。締めます、となったけど私1人。(空港の他の)スタッフの方が来て『ちょっと待ってください! 彼女(宮崎)のお友達も来てないし、皆来てないので!』と行ったんですけど『いや、締めます』」となったという。

 続けて「マネジャーが来ていなくて、1人で乗ることも考えたけど、パスポートをマネジャーさんに預けていた。自分だけ乗ることもできない。とにかく『プリーズ、プリーズ!』の一言でお願いしますと言ってやりとりしていた」と説明。

 必死に粘っていると「向こうから、ルンルンで、お土産を持ったマネジャーさんが歩いてくる。こっちは『急いで!』みたいに手を振ってるのに、向こうは『ヤッホ~』みたいな感じで手を振ってくれていると思っている(笑)。『こっちこっち! 急いで!』となってどうにか来てくれて、搭乗時間の前だったので、一応そのまま乗って、飛行機で帰ってこれた」と回顧。「なんか……私は『プリーズ』と『センキュー』しか言ってない。その二言しか言ってなくても、思いって通じるんだなと思った。言葉の壁は感じましたけど、思いは通じて、無事帰ってこれて良かったな、という旅の思い出です」とほほ笑んだ。

 イベントには吉沢亮、吉田羊、安田顕、瀧悠輔監督も出席した。

 物語は、エーゲ海に向かう巨大クルーズ船「MSCベリッシマ」を舞台にしたミステリー&ロマンティックコメディー。お客様からの注文に無心で仕えるバトラー・冲方優(うぶかたすぐる、吉沢)と、ある目的のために客船に乗り込んできた謎の女性・盤若千弦(ばんじゃくちづる、宮崎)が、船上で起きた殺人事件の謎に迫っていく。監督は瀧悠輔、脚本はNetflix作品初参加となる坂元裕二。吉沢と宮崎がダブル主演を務める。

 今回のイベント会場となったのは、約7000人が乗船可能な世界最大級となるイタリア国籍の超豪華クルーズ船「MSCベリッシマ号」。同クルーズ船はコロナ禍により、実際の撮影はやむなく断念したものの、実寸大で制作されたセットやVFX・CG技術によって再現され、本編の舞台にもなった。

※宮崎あおいの「崎」の正式表記はたつさき

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