三田佳子、今年でデビュー63年 生涯現役を誓う「最後まで俳優という仕事をやりたい」

俳優の三田佳子が14日、都内で行われたテレビ朝日系の連続ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(19日スタート、木曜午後9時)の制作発表記者会見に出席した。

制作発表記者会見に登壇した三田佳子【写真:ENCOUNT編集部】
制作発表記者会見に登壇した三田佳子【写真:ENCOUNT編集部】

人生が変わったのは孫の誕生

 俳優の三田佳子が14日、都内で行われたテレビ朝日系の連続ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(19日スタート、木曜午後9時)の制作発表記者会見に出席した。

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 同ドラマは、「第27回手塚治虫文化賞」で頂点となる「マンガ大賞」を受賞した入江喜和氏による同名漫画が原作。主婦・伊沢ゆりあ(菅野)が、倒れた夫の介護、愛人との同居、嫁姑問題を痛快に乗り越える姿を描く。

 ゆりあの夫の母・節子を演じている三田は、主演の菅野美穂、息子役の田中哲司らキャスト陣と登壇すると「菅野さんとは初共演でどんな方かと思ったらナチュラルで、芝居がしっかりしていて、とても楽しくやっています」とにっこりで、「原作だと(節子は)かわいいおばあちゃん。老人ならではのハズれ方や軽妙さをみなさんに囲まれて楽しんでやってみたい」と意気込んだ。

 内容になぞらえて「人生がガラッと変わった事件」を聞かれると、「孫を授かったこと」という。「私が生むことではないので期待していなかった。神のみぞ知る存在で。でも、70歳になったとき、ロケさきで『子どもが生まれた』と報告を受けて、いままで経験したことのない喜びを感じた」とうれしそうに振り返った。

 また「愛してやまないもの」を発表する場面では、「本当にたくさんあるけど、やっぱりデビューして今年で63年が経つ。だから、もう俳優という仕事ですかね」と回答。「もう俳優という仕事がなければ、もういつ死ぬかわからないから、そのことが一番ですね。だから撮影が楽しくて、幸せなんですよ。最後まで俳優という仕事をやりたい。これが一番好きなこと」と明かした。

 会見にはそのほか、鈴鹿央士、木戸大聖、宮澤エマ、白山乃愛、志田未来、吉瀬美智子、松岡茉優も登壇した。初回は拡大スペシャル。

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