【ブギウギ】柳葉敏郎が梅吉の魅力PR「アホなところですかね(笑)。本当にピュア」

俳優の柳葉敏郎が11日までにヒロイン・花田鈴子(趣里)の父・花田梅吉を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜、午前8時)について、同作に出演が決まった際の気持ちや演じる役の印象などをコメントした。

花田梅吉を演じる柳葉敏郎【写真:(C)NHK】
花田梅吉を演じる柳葉敏郎【写真:(C)NHK】

ヒロインの鈴子の父・花田梅吉を熱演

 俳優の柳葉敏郎が11日までにヒロイン・花田鈴子(趣里)の父・花田梅吉を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜、午前8時)について、同作に出演が決まった際の気持ちや演じる役の印象などをコメントした。

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「以前出演した朝ドラ『都の風』(1986年度放送)で経験した時とはまた違う緊張感です。37年前とは違う空気を楽しみながら、この年齢になってまた朝ドラに出演させてもらえる喜びをかみしめながら毎日を送っています」

 演じる役の印象も紹介。

「梅吉はとてもピュアで、いいこところも悪いところも、ドジなところもそのままで生きている男です。そこにツヤちゃん(水川あさみ)や鈴子(趣里)、はな湯に集まる近所の人たちがつっこんでくれる。みんなが梅吉を楽しんでくれるシーンがいっぱいあります。人に対する素直な気持ちや愛情を、遠慮することなく表現するのが梅吉だと思います。夫婦関係でいうと、梅吉はツヤちゃんに完全にゾッコンですから、しがみついて生きています(笑)。

 演じる時はツヤちゃんとのやり取りを中心に置いています。とにかく我々夫婦は鈴子と六郎の土台を作っていこうと、実際の親子のつもりで時間を過ごしました。それは子どもたちにちゃんと伝わったんじゃないかなと思っています。梅吉の見どころはアホなところですかね(笑)。本当にピュアなやつなんです。かといって何も考えてない男ではないので、そのメリハリを感じてもらえたらうれしいですね」

 共演者の印象や現場の雰囲気も紹介。

「共演も何も、『家族』だからね。ご一緒させていただいている皆さんとは芝居の中の関係のままで接しているつもりなので、撮影の合間のコミュニケーションでも『趣里ちゃん』って言ったことはないです。趣里ちゃんも鈴子にちゃんとなってくれているんですよね。ツヤちゃんはずっとツヤちゃん、六郎は六郎です。ツヤちゃんは芝居で何をやっても反応してくれる、本当に頼りがいのある妻です。ツヤちゃんが全部フォローしてくれるという気持ちでずっと過ごしています」

 最後は視聴者へのメッセージ。

「鈴子の屈託のないところも、くじけちゃうところも、立ち上がるところも、全部いいんです。成長して歌をうたう娘の姿にもう毎回感動しています!うれしくなりますし、胸がいっぱいになって、本当に親になった気持ちでいます。梅吉は、鈴子がやることを否定しないで、応援するだけ。でもそれって親として普通のことですよね。視聴者の皆さんにも親からもらった愛情を思い出してもらったり、あらためて感じてもらったりできるドラマだと思います。素直な気持ちでこのドラマを楽しんでいただきたいですね。親父としては鈴子の成長を皆さんにも優しく見守っていただけたら、それが何よりのごほうびです。歌手・福来スズ子の人生をしっかりと受け止めながら、満喫して楽しんでください」

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