KAT-TUN中丸雄一、NG指名リストに言及「発覚で印象変わった」「事務所は『悔しい』が本音では」

NG指名リストの存在などで問題視されているジャニーズ事務所2回目記者会見について、8日、KAT-TUNの中丸雄一が自身の考えを示した。日本テレビ系『シューイチ』(日曜午前7時30分)に出演。番組冒頭でこの情報が取り上げられて言った。

ジャニーズ事務所【写真:ENCOUNT編集部】
ジャニーズ事務所【写真:ENCOUNT編集部】

日本テレビ系『シューイチ』でコメント

 NG指名リストの存在などで問題視されているジャニーズ事務所2回目記者会見について、8日、KAT-TUNの中丸雄一が自身の考えを示した。日本テレビ系『シューイチ』(日曜午前7時30分)に出演。番組冒頭でこの情報が取り上げられて言った。

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「全て拝見しましたが、一部の記者さんで暴論とも取れる質問をされたりとか、とても感情的になってしまうところが気になる点ではありました。でも、ジャニーズ事務所的には言いたいことは伝えられたと思います。あと、Q&Aの時間もおおむねスムーズに行っていて生産性の高い時間だったと思いますが、後で紙1枚が発覚したことでちょっと印象が変わってしまった会見だったと思います」

 紙1枚とは「NG指名リスト」のことで、MCの中山秀征がこの点を質問すると、中丸は「事務所側も全く関与していなくって、井ノ原くんが『それはなしでしょう。質問は全て答えていきましょう』と言ったけれども、最終的には(リストが)出てしまった。内容はどうであれ、(ジャニーズ事務所の)印象が下がったのは事実かなと思っています」と回答。さらにリストの名称「指名NGリスト」(発覚した文書では『氏名NGリスト』)も誤解を招く一因になった。よろしくなかった思います」と指摘した。

 その上で、中丸は「めちゃくちゃ、本音を言っていいですか」と前置きして言った。

「紙1枚の書類が見られた時、世の中がどうなってしまうかは想像がつくはずです。それをわざわざファイルの一番上に挟んで下手から上手に歩くのは不自然で、ちょっとその行動はプロフェッショナルじゃないと言えると思います。それがなければ、この会見って第1の目標は、被害に遭われた方がこの後、どうなっていくのか。社会で見守ってきましょうってことだったと思います。その点に関しては11月上旬に会社が設立します。この事実はめちゃくちゃ前向きな話なのに、紙切れ1枚のことで、そちらの報道はほぼない。それが旧ジャニーズ事務所も『悔しい』というの本音ではないかと想像します」

 さらにKAT-TUNの今後については、「数日前に(エージェント契約の)仕組みについて聞いたところ」とし、「今、個々で頭の中で整理中。この後にメンバーと会って話し合いをするプロセスになります。ただ、ネガティブなことはあまりないと思います」と回答。また、嵐の二宮和也、Sexy Zoneの菊池風磨、Hey!Say!JUMPの山田涼介とのYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』についても、各グループや個人の方向性が決まるまでは休止にすると決めたことも報告した。

 日本テレビは4日、夕方の『news.every』で時間を割き、ジャニーズ事務所の性加害問題について行った社内調査の結果を発表した。同調査では、20年以上過去にさかのぼり、報道局の記者、ジャニーズ事務所と向き合っていた番組制作の担当者、編成担当者や各部署の幹部らにヒアリング。週刊文春がジャニー喜多川氏による性加害を報じた1999年当時の同事務所との関係について、当時の編成幹部が「ジャニーズ事務所からはっきり通達 こんなことはしないでほしいと言われたことはない (ジャニーズ所属タレントの)対抗馬となる子たち 他のスターをつくらなかった これも直接言われたわけではないが、『怒らせたら面倒くさいな』ということ」と証言したことを紹介し、同事務所に対して「忖度」があったことなどを認めた。

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