NHKは30日、「NHK BSプレミアム」で特別番組「歌える!J-POP黄金のヒットパレード決定版!～80’sから90’sの大ヒット曲が集合～」を放送する。緊急事態宣言前の3月26日、豪華18組のアーティストが集い、NHKホールで開催した無観客ライブの模様をたっぷりと紹介。そこでENCOUNTでは出演者たちの「生の声」を中心に番組の魅力を全12回に渡ってお届けする。シリーズ11回目は、森高千里のコメントを紹介。

　森高千里は1987年にメジャーデビュー。89年にリリースした南沙織の「17才」のリメイクが大ヒット。99年以降は結婚・出産を機にマイペースな活動を続けていたが2013年、歌手デビュー25周年を機に歌手活動を再開。音楽番組の司会など、多岐に活躍する。今回森高は「雨」と「17才」を披露。

――森高さんの笑顔が印象的なとっても楽しそうなステージでした。

「歌番組が、大好きでよく見てたので、その時に流れていた曲がいっぱい出てきて、今日は自分の曲より、大好きな他のアーティストの方の曲を聞けたのがすごく楽しかったです。歌詞も覚えていますし、イントロが流れてきただけで心が踊りました!(笑)」

――しっとりとした「雨」を聞かせてもらいました。森高さんご自身の選曲とお聞きしました。

「当時はあんまり上手く歌えなかった事もありましたが、ずっと歌ってきて、少しずつ自分のものになってきた曲かなって。そんな感じがすごくしていて、コンサートで歌うたびに、好きになる曲ですね」

――「17才」は当時と全然変わらない華やかなステージでした。

「それはないと思いますけど(笑)。『17才』は、実は歌詞の中に『17才』という言葉が入ってないんです。でも歌っていて、私自身もすごく好きな曲ですし、コンサートでは本当にみんなが大好きな曲で、すごく盛り上がるので、これからも歌っていきたいですね」

――まだ自粛が続いている方もたくさんいらっしゃいます。そんな番組を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。

「家にいてストレスが溜まったりする方もすごく多いと思うんですけど、私も仕事がない時は家に一日中いたりする事が多くて。でも好きな音楽が流れてきたりすると、それだけですごく気持ちが和らいだりするので、番組を見て、一緒に歌ったり、体を動かしたりしながら楽しんでもらえると嬉しいなと思います」

　次回は、出演アーティストから、荻野目洋子、司会のゴールデンボンバー・喜矢武豊、平野ノラのメッセージを紹介。

　相川七瀬、稲垣潤一、大黒摩季、岡本真夜、荻野目洋子、辛島美登里、小柳ゆき、T-BOLAN、中村あゆみ、HOUND DOG、バブルガム・ブラザーズ、藤井フミヤ・藤井尚之、森高千里、もんたよしのり、八神純子、WANDS、SARD UNDERGROUNDと80年代から90年代の日本の音楽シーンをけん引し、今も第一線で活躍する豪華アーティストが一堂に集うコンサートが3月26日、NHKホールで開催された。当初は観客を入れた大イベントを想定していたが、新型コロナ感染拡大により無観客での開催となってしまった。しかし音楽を通して希望を与えてきたアーティストたちは、外出自粛の続く視聴者に元気を届けたい一心で、無観客とは思えない大迫力のパフォーマンスで「特別な一夜」を作り上げた。

　NHK BS プレミアム「歌える!J-POP黄金のヒットパレード決定版!～80’sから90’sの大ヒット曲が集合～」は5月30日(土)午後9時～10時59分放送。

第1弾　仕掛け人が語る番組誕生秘話
第2弾　大黒摩季
第3弾　T-BOLAN、WANDS、SARD UNDERGROUND
第4弾　稲垣潤一、岡本真夜、小柳ゆき
第5弾　相川七瀬
第6弾　もんたよしのり、HOUND DOG
第7弾　八神純子
第8弾　藤井フミヤ＆藤井尚之、バブルガムブラザーズ
第9弾 中村あゆみ
第10弾 辛島美登里
第11弾 森高千里
第12弾 荻野目洋子、ゴールデンボンバー・喜矢武豊、平野ノラ