目黒蓮、ラウールがジャニーズに“感謝”「選択を与えてくれる」「不自由な瞬間はゼロに近い」
Snow Manの目黒蓮(26)とラウール(20)が、有料会員サイト・ジャニーズweb内のブログでジャニーズ事務所への「感謝」を示して話題になっている。2人は18日午後11時にブログを更新。目黒は主演したTBS系連続ドラマ『トリリオンゲーム』が最終回を終えたことを報告した後、「聞きたい人だけ言葉を受け取ってね!」と記し、切り出した。
Snow ManのWエース 有料ブログであふれる思い
Snow Manの目黒蓮(26)とラウール(20)が、有料会員サイト・ジャニーズweb内のブログでジャニーズ事務所への「感謝」を示して話題になっている。2人は18日午後11時にブログを更新。目黒は主演したTBS系連続ドラマ『トリリオンゲーム』が最終回を終えたことを報告した後、「聞きたい人だけ言葉を受け取ってね!」と記し、切り出した。
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「去年くらいから、体制なのか管理なのかが変わって、お仕事のやり方に変化があって、個人でもグループでも、何かお仕事のオファーがあると僕達にまずこういうお話がきてますよ、とかスケジュールがこうだからとか、自分がやりたいって思ったらやればいいし、無理はしなくてもいいですからねってまず話してくれる、相談してくれる体制に変わったんです」
さらに『トリリオンゲーム』の出演オファー時を振り返り、「これまでと真逆のキャラクターだから難しい部分もあるだろうし、イメージの部分とか心配事があれば言ってくださいねって事務所の方に言われてて」「僕達に選ぶという選択を与えてくれるようになった体制には感謝しています」と思いを示している。
その後も「自分のことを第一に考えてしたいように」「自分の可能性とか自信にも繋がる仕事のやり方になってるなって感じる」と記し、「得体の知れない大きな組織って感覚からみんな1人の人間が手を取り合っている仲間のような」と事務所の変化を強調している。
目黒の出世作となった昨年10月期のフジテレビ系『silent』に入る前、企画書を見せられて感動で泣いたこと、撮影時に体調面を心配してもらったことなども示した上で、「自分達はただの商品じゃないんだ」と感じたことなどを表現。流れで、約1年前に体制が変わって以降、社長(当時は藤島ジュリー景子氏)ら幹部が面談をしてくれるようになり、幹部は内容をメモしていることを紹介している。
以降もあふれる思いを示しつつ、目黒は昨今の状況を踏まえるように「これまでたくさんの企業の方とお仕事をしてきて、僕は優しさにしか触れたことしかないんです」「ネットでどれだけ罵声を浴びせられてても、街中で目の前にいる人はみんな優しいし、温かい声しかかけられたことしかない。僕にとってはそれが全て」と伝えている。
ラウールは、『トリリオンゲーム』を完走した目黒について「本当に尊敬するよ」とコメント。同番組の主題歌『Dangerholic』のCDを購入してくれたファンへの感謝を示した後、目黒と同様に1年前から事務所内の雰囲気が変わったと言及。「事務所内で、不自由な瞬間は本当にゼロに近いです」「マネージャーさん達だけが仕事の取捨選択をして、タレントがそれをこなすのではなく」「一緒に作業をしていくような感覚!」などと記している。さらには、パリコレへの出演希望を事務所が叶えてくれたこと、モデルとしてのビジョンも話し合えていることへの感謝をつづっている。
また、さまざまなことを心配するファンに向けては「日々、この環境で無理だよと言われていることを可能に変えるための行動をとっているよ! だから信じていいよ」と宣言。その上で「いろいろなことがあったけど、今はただ、すごく燃えています。とにかく自分のできることを毎日積み重ねていきます」としている。
2人はともに、故ジャニー喜多川氏による性加害問題でジャニーズ事務所が苦境に立たされていることや、自身にも影響した広告契約見直し問題には触れていない。同問題では、コーセーグループがジャニーズ事務所の対応を批判し、所属タレントの他事務所移籍を推奨(後に撤回)する事態にもなった。だが、目黒とラウールは同事務所によるマネジメントには満足していることを示し、今後もともに歩むことを強調している。これを受けて、ファンはネット上で「これが真実」「涙が止まらない」「心が癒された」などと反応している。
ジャニーズ事務所が、ジャニー氏と姉のメリー喜多川副社長による2大権力の体制だったことは事実。2019年7月9日にジャニー氏が亡くなった後は、メリー氏の長女・藤島ジュリー景子氏が社長に就任。21年8月14日にメリー氏が亡くなってからは、藤島氏が事務所の株式100%を所有するに至った。そして、今年5月14日、藤島氏は性加害問題についての謝罪に伴い、公式サイトにアップされた動画で「(ジャニー氏とメリー氏の)二人だけであらゆることを決定していました」「私自身、その異常性に違和感を持つことができなかった」とコメントしている。
現実に藤島氏は事務所の体質改善を図っていたが、今年9月5日にジャニー氏による性加害を認め、社長を引責辞任。代表取締役には留まったが、7日の会見で「被害者救済に専念する」と宣言。タレントのマネジメントについては、新たに代表取締役社長となった俳優・東山紀之が指揮を執っている。