モスバーガーも一転、ジャニーズにNO「契約は継続しないことを本日決定」「展開中のCMも速やかに変更」

ジャニーズ事務所が故ジャニー喜多川元社長による性加害を認めて謝罪したことを受け、株式会社モスフードサービスは13日、同事務所に所属するタレントの起用について「現行の広告契約の期間が満了後、更新はしない方針」との姿勢を示した。同社は11日に、ジャニーズ事務所に所属するSnow Manのラウールと渡辺翔太が年間イメージキャラクターを務めるモスバーガーの新CMを、本日13日から公開すると発表したばかりだった。

ジャニーズ事務所【写真:ENCOUNT編集部】
ジャニーズ事務所【写真:ENCOUNT編集部】

公式サイトで発表

 ジャニーズ事務所が故ジャニー喜多川元社長による性加害を認めて謝罪したことを受け、株式会社モスフードサービスは13日、同事務所に所属するタレントの起用について「現行の広告契約の期間が満了後、更新はしない方針」との姿勢を示した。同社は11日に、ジャニーズ事務所に所属するSnow Manのラウールと渡辺翔太が年間イメージキャラクターを務めるモスバーガーの新CMを、本日13日から公開すると発表したばかりだった。

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 モスフードサービスが一転して、ジャニーズにNOの姿勢を示した。この日、公式サイトを更新して声明を発表した。

「この度のジャニーズ事務所所属タレントの起用について、多くの方々にご心配をおかけしておりますこと、お詫び申し上げます。9月7日のジャニーズ事務所記者会見後、今後の対応を協議してまいりました。いかなる性加害の問題も、私どもの人権方針の基本的な考え方に反します。今後、明確な被害者救済と再発防止の取り組みが認められない以上、ジャニーズ事務所との契約は継続しないことを本日決定いたしました。現在展開中のジャニーズ事務所所属タレントを起用したTV-CMや店頭広告などについてもできる限り速やかに変更します」

 ジャニー氏の性加害問題を巡っては、この日までに東京海上日動、サントリーホールディングス(HD)、アサヒグループHD、キリンHD、日産自動車、第一三共ヘルスケア、サッポロホールディングス、明治なども、新たなCMなどは展開しない方針を示している。さらには経済同友会の新浪代表幹事(サントリーHD社長)は12日、問題を受けてのジャニーズ事務所の対応について、「真摯に反省しているか疑わしい」などと批判した。一方、ジャニーズ事務所は13日、被害者救済員会の設置、今後1年間はCM、番組などで得る出演料はタレントに全額支払うことなど発表した。

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